神様はどれほど素晴らしいことをしてくださり、どれほど深い恵みを注いでくださったことでしょう。しかし彼らは、神様を礼拝しようとしませんでした。広大で肥沃な国土を与えられたにもかかわらず、悪の道から離れようとしなかったのです。
神の民は、城壁に囲まれた町々と肥沃な土地を占領し、すばらしい物であふれる家々を攻め取り、掘り井戸、ぶどう園、オリーブ園、果樹もたくさん手に入れました。彼らは満腹するまで食べ、あなたの恵みを楽しむことができました。
王、諸侯、祭司、私たちの先祖はあなたの律法を無視し、警告に耳を貸そうともしなかったのです。
私は神の恵みを人々に知らせます。 そのなさったすべてのことのゆえに神をたたえます。 私はまた、イスラエルに示された 神の深いあわれみを喜びます。 神は愛によって、あわれみを示したのです。
おまえの同胞が『どうして主はこんなことをするのか』と尋ねたら、こう答えなさい。『あなたがたは神を捨て、自分の国でほかの神々に身も心もささげました。だから今度は、その神々の国々で、外国人の奴隷になるのです。』
何の不自由もなく守っていただきながら、主をほめたたえようとしなければ、敵の奴隷にされます。敵に攻められ、飢え渇き、着る物もなく、あらゆる不自由を忍ばなければなりません。絶対にはずせない鉄のくびきをはめられ、最後には全滅するのです。
そしてついに、大きな災いが襲うのだ。その時、代々歌い続けられたこの歌を聞き、どうしてそんなことが起こったのか思い知るだろう。この民がどんな民か、約束の地に入る前からわたしははっきり知っている。」