神の民の地は、おまえの攻撃で人はいなくなり、 破壊された。 だが主は、彼らの誉れと力とを回復する。
ご自分の愛する者たちに、 ご自身で最高の祝福を選んで与えてくださいます。
あなたはすべての人に軽蔑され、憎まれ、 のけ者にされていたが、これからは永遠の誉れ、 代々にわたるすべての人の喜びとなる。 わたしが、そうするからだ。
すでに、自分の民さえ罰し始めているからだ。おまえたちだけ無罪放免になるわけがない。どんなにもがいても、刑罰を免れることはできない。わたしは地上の全住民に戦争を呼び寄せる。』
モアブは建国以来、 外敵から守られ平穏無事に過ごしてきた。 この国は、器から器に移し変えられない ぶどう酒のようで、香りがよく、 口当たりがなめらかだ。 だが今度は、捕虜として外に注ぎ出される番だ。
ぶどうを収穫する者は、 貧しい者のことを考えて少しは残しておく。 どろぼうでさえ、 すべてを盗んで行くようなことはしない。 だが、わたしがエドムを丸裸にするので、 隠れる所はどこにもない。 子どもも、兄弟も、隣人も、一人残らず殺され、 おまえ自身も滅びる。
主はこう語ります。「わたしはイスラエルの民を国々から集め、世界中から連れ出して祖国に帰らせる。
人々はもう偶像礼拝やそのほかの罪で身を汚さない。わたしが、この罪の忌まわしさすべてから、彼らを救い出すからだ。こうして、彼らは真実にわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。
「イスラエルの繁栄ぶりの、なんとすばらしいことか。 まるで実を豊かに結んだぶどうの木のようだ。 ところが、わたしが富を増やせば増やすほど、 異教の神々の祭壇に多くの物が供えられる。 収穫を豊かにすればするほど、 それだけ多くの美しい彫像や偶像が立てられる。
まもなく、この町は人っ子一人いない 散乱状態となる。 心は恐怖におののき、ひざは震え、 彼らはぼう然として青ざめる。
籠城に備えよ。水をたくわえよ。要塞を強固にせよ。 城壁を修理するために、れんがをたくさん用意せよ。 洞窟に入って粘土を足でこね、型に詰めるのだ。
その時あなたは、 もうわたしに反逆しないので、恥じ入る必要はない。 あなたの中から、 高ぶっている横柄な人々を取り除く。 わたしの聖なる山に、 おごり高ぶる者は一人もいなくなる。