王はますます興奮し、恐怖におびえています。居並ぶ高官たちも、うろたえるばかりです。
主はいなずまを恐怖の矢として放ち、 私の敵をかき乱しました。 あの逃げ惑うさまを見てください。
彼らは目に映ったものにおびえ、 産けづいた女のようにうろたえます。
男が子どもを産むだろうか。 そんなことはありえないのに、 どうして彼らは、真っ青な顔をして、 産婦のように腰に手を当てて立っているのか。』」
私たちはこの軍隊のうわさを聞いて、 恐怖に取りつかれ、意気消沈しました。 産みの苦しみをする女のような恐怖と苦痛が、 私たちを捕らえました。
私だけが残ったのです。この恐ろしい幻を見て、私はすっかり力が抜け、恐怖のあまり顔色も青ざめてしまいました。
ネブカデネザル王の治世第二年のある夜、王は恐ろしい夢を見、震えおののきながら目を覚ましました。
恐ろしさのあまり、王の顔は蒼白となりひざはがくがくと震えだし、その場に座り込んでしまいました。
それを聞いたヘロデ大王は、ひどくうろたえ、エルサレム中がそのうわさで騒然となりました。
地上の王、指導者、金持ち、将軍、身分の高い人も低い人も、奴隷も自由人も、人々はこぞって、ほら穴や山の岩陰に身を隠し、
