しかし、呼び集められた者のうち、一人としてその文字を読み、意味を解き明かせる者はいません。
夜が明けると、王はあれこれ考えましたが、考えれば考えるほど、夢のことが気になってしかたありません。国中の魔術師や学者を呼び集め、夢の意味を解かせようとしましたが、だれにも何のことかわかりません。
それも今のうちだ。 次の二つのことが、一日のうちに、 しかも、あっという間に実現する。 どんなにまじないや魔術に頼ってみても、 おまえは未亡人となり、子どもを失う。
破滅の剣がカルデヤ人に切りかかる。 その剣はバビロンの住民を、 重立った者も知恵のある者も区別なしに切りまくる。
ダニエルは答えました。「どんな知者も、占星学者も、呪法師も、魔術師も、そのようなことはできないでしょう。
ベルテシャツァルよ。以上が私の見た夢だ。さあ、その意味を教えてくれ。ほかに助けてくれる者はいない。この王国で最も知恵のある者でもだめだった。だが、おまえならできる。聖なる神の霊が宿っているのだから。」
私、ネブカデネザルは、平安と繁栄の中で生きていた。
呪法師、占星学者、占い師、魔術師が、みな集まった。その席で私の夢のことを話したが、だれも解き明かせなかった。
私の知者や占星学者たちは、あの壁に書かれた文字を読み、その意味を解き明かそうとしたが、できなかった。