「ほんとうに知らないのか。」「はい。知りません。」
「王様、私が自分の力でそうするわけではありません。神様が王様の幸せについて教えてくださるのです。」
このようなことはあまりにも栄光にあふれ、 すばらしい話なので、 ほんとうだとは信じがたいほどです。
ところで、おことわりしておかなければなりませんが、私が王の夢の秘密を知っておりますのは、ほかの人よりも知恵があるからではありません。神が王のために、私に示してくださったからです。
一人の御使いが私のそばに立っていたので、「あの馬は何のためですか」と尋ねました。「話してあげよう」と彼は返事をしました。
それから、話していた御使いが、私が眠っていたかのように私を呼び起こしました。
「あなたはこれが何か知らないのか。」「はい。」
何でしょう。意味がわかりません。」
それにしても、こんな簡単なたとえがわからないのですか。そんなことで、これから話すほかのすべてのたとえは、どうなることでしょう。