「それがかなったら、メフィボシェテのものを全部、おまえに与えよう。」 「ありがとうございます、王様。心からお礼申し上げます。」
ヨアブは王の前にひれ伏し、祝福のことばを述べました。「今ようやく、あなたが私に情けをかけていてくださるとわかりました。この願いをお聞き入れくださったからです。」
女は王の前に出ると、床にひれ伏して哀願しました。 「王様! どうぞ、お助けください!」
「わかった。任せておきなさい。だれもあなたの息子に手出しできないように取り計らってやろう。」
「メフィボシェテはどこにいる。」 「エルサレムに残っております。あの方は、『今こそ、王になれる。今日こそ、祖父サウルの王国を取り戻す』と申しておりました。」
ダビデの一行がバフリムの村を通り過ぎると、一人の男がのろいのことばを浴びせながら出て来ました。男はゲラの息子シムイで、サウル一族の者でした。
ところがツィバは、さも同行を拒んでいるかのように、私のことをあなたに中傷したのです。しかし、王様は神の使いのような方です。お心のままにご処置ください。
王はツィバを呼び出し、こう申し渡しました。「よいか、サウル王とその家の物はみな、主君サウルの孫に返した。
わいろを取ってはならない。わいろは人の目をくらませ、判断を誤らせるからである。わいろは正しい人の申し立てをゆがめる。
よく聞かないで早合点すると、恥をかきます。
だれの話でも、他の人が裏を明かして、 全貌がわかるまではもっともらしく思えます。
よく調べもせずに突っ走るのは、 失敗のもとです。
たった一人の証言で、人を有罪にしてはいけません。少なくとも二人、できるなら三人の証言が必要です。