すっかりうろたえ始めました。「イスラエル人が神を呼んだって？ 大変なことになったぞ。こんなことは初めてだ。
主が代わりに戦ってくださる。だから、みんなは指一本、動かす必要もない。」
車輪がはずれて、戦車は海の真ん中で、動きが取れなくなってしまったのです。「逃げろ！ ぐずぐずするなっ。とてもかなわない。やつらには主がついている！」あちこちから叫び声が上がります。
彼らの岩である主が見捨てず、 滅ぼそうとされなかったら、 一人の敵が千人を追い散らし、 二人が万人を敗走させることもなかったろうに。
ペリシテ人は、「いったい、どうしたんだろう。彼らは何を喜んでいるのだ？」と不思議がりました。そして、神の箱が着いたからだと知らされて、
いったいだれが、あの力に満ちたイスラエルの神から、われわれを救い出してくれるのだろう。あの神は、イスラエル人が荒野をさまよっている間、ありとあらゆる災害をもたらしてエジプト人を打った神ではないか。
