滅ぼせという主の命令が、 全地に行き渡っているのです。 しかし、神は宣言します。 「それでも、わたしの民はほんの少しだけ残る。
こうして、エレミヤの語った主のことばは現実となりました。この地は、民が安息(安息年。七年に一度休耕し、土地を休ませる)を守らなかった年月を埋め合わせるため、七十年間の休息を必要としたのです。
けれども、あなたは彼らを滅ぼし尽くすことはせず、永遠に見捨てることもなさいませんでした。ああ、あなたはなんと恵みに富んだ、あわれみ深いお方でしょう。
残っている者は数えるほどしかいない。 収穫を終えた木に、ごくわずかの オリーブの実が残っているようなものだ。 こずえに二つ三つ、枝先に四つ五つの実が残るように。 ダマスコとイスラエルはこのようになり、 ごく少数の貧しい人だけが残される。」
主は地をくつがえし、 広大な荒れ地にしようとしています。 全国民を地上のあちこちに追い散らします。
そのため、国は荒れ果て、 そこを通る人は思わず息をのみ、 あまりにもすさまじい光景に驚いて頭を振る。
国の全土は見渡す限りの荒れ地となるので、全世界の人は、おまえたちに降りかかった災害を知ってショックを受ける。イスラエルと近隣諸国は、七十年間バビロン王に仕える。
わたしがそばについていて救うからだ。 わたしはおまえの寄留先の国々を 全滅させることがあっても、 おまえを根絶やしにすることはしない。 もちろん、おまえが完全に罰を免れる というわけではないが。
破壊に次ぐ破壊の波が押し寄せ、 国土はすっかり荒れ果ててしまいます。 一瞬のうちに、 家は一軒残らず押しつぶされます。
ライオンのように国々を滅ぼす者が 住みかから出て来て、おまえたちの国へ向かっている。 町々は住む者もなく、廃墟となる。」
そのため、わたしの憤りは爆発し、火のようにユダの町々とエルサレム市内に燃え移り、現在のような廃墟としたのだ。』
わたしのしもべヤコブよ、恐れるな。 わたしがついている。 わたしは、おまえの寄留していたすべての国々を 滅ぼすが、おまえには手をかけない。 懲らしめはするが、 それはおまえを正しい者とするためだ。
ぶどう園へ行き、 手当たり次第ぶどうの木を引き抜け。 だが、ごくわずかの木は残しておくのだ。 枝を切り落とせ。主のものではないからだ。」
しかし、わたしはおまえたちを根絶やしにはしない。
わたしはエルサレムとユダの町々から、楽しそうな歌声や笑い声を消し、花婿や花嫁のはずんだ声を絶やす。この国は廃墟となる。」
「わたしはエルサレムを、瓦礫の山にする。 そこを住みかとするのは山犬だけだ。 ユダの町々は、誰ひとり住む者のない廃墟になる。」
主はご自分の祭壇から顔を背けました。 形ばかりの礼拝に失望したからです。 主は宮殿を敵の手に渡しました。 彼らは、例祭の日にイスラエル人がしたように、 神殿で飲み騒ぎました。
私がこう預言している最中に、ベナヤの子ペラテヤが突然、倒れて息絶えました。そこで、私は地にひれ伏して叫びました。「ああ、神、主よ。イスラエルにいる者を残らず殺そうというのですか。」
それでも、わたしは彼らを惜しんで、荒野で滅ぼすことはしなかった。
わたしはその地を荒廃させ、彼らの高慢の鼻をへし折り、その力にとどめを刺す。イスラエルの山地にある村々は荒れはて、通る人もいなくなる。
わたしはあなたがたを押しつぶし、南は荒野から北はリブラまで、町々を荒廃させる。その時、わたしが主であることを知るだろう。」
町々を廃墟とし、礼拝所を打ち壊す。ささげ物でなだめようとしても、ふだんは受け入れる香りさえ嗅ぐ気もしない。
彼らの行状は目に余ったが、わたしは誠実に契約を守り、完全に滅ぼすことはしなかった。わたしは彼らの神、主だからだ。
あなたがたの金銀も、主の怒りの日には役に立たない。 そんなもので自分の身代金を払うことはできない。 神のねたみの炎が、全地をなめ尽くすからだ。 神はユダの民すべてをたちまちのうちに取り除く。