だから、彼らにこう言いなさい。 『私の目からは、夜となく昼となく涙があふれる。 同胞が剣で刺され、重傷を負って 地面に転がっているからだ。
わたしはセナケリブ王にこう答える。処女であるシオンの娘はおまえなど少しも恐れない。エルサレムの娘はおまえをさげすみ、あざ笑う。
あなたのおきてが平気で破られる現状に、 私は涙をこぼしています。
主よ、これ以上、私を打たないでください。 おかげで私は、息も絶え絶えです。
彼についてのお告げはこうです。 よるべのないシオンの処女の娘であるわたしの民は、おまえを軽蔑し、笑い者にし、さげすんで頭を振る。
私の傷は重く、悲しみは深い。 私は不治の病にかかっていますが、 耐えていかなければなりません。
それでもなお、耳をふさぐのですか。 もしそうなら、私は心を痛め、 思い上がったあなたがたのために、 一人で嘆き悲しみましょう。 主の民が奴隷になって連れ去られるのです。 とても泣かずにはいられません。
そのとき、主はこう言いました。 「たとえ異教の民の間でも、 こんなことを聞いた者はいない。 考えただけでもおぞましいことを わたしの民がしたのだ。
あまりの悲しみに、どうしたらよいかわかりません。 私の心はすっかり弱り果てました。
傷ついた同胞のことを思うと、涙があふれます。 あまりの驚きと悲しみのために、口もきけません。
ああ、私の目が涙の泉であったら、 殺された同胞のために、 昼となく夜となく、永久にすすり泣くことだろう。
私は涙のかれるまで泣きました。 同胞の身に起こったことを見て、 悲しみのあまり胸が張り裂け、 身を切られる思いでした。 幼い子どもや、生まれたばかりの赤ん坊が、 道ばたで衰弱し、息絶えていくのです。
今までこんな悲惨なことがあったでしょうか。 エルサレムよ。 あなたの苦悩を何にたとえたらよいでしょう。 どのようにして慰めたらよいのでしょう。 その傷は海よりも深く、だれにもいやせません。
その時、人々は主の前で泣きました。 エルサレムの城壁よ、昼も夜も、 存分に泣きなさい。 涙が川となって落ちるまでに。
「美しいおとめイスラエルは砕かれて倒れ、 地に押しつぶされて、起き上がることができない。 助けてくれる者もなく、孤独のうちに死んでいく。」
それゆえ、あなたを痛い目に会わせよう。 罪を犯した罰に、みじめな思いをさせる。