騎兵の大軍を率いて北から攻め入り、雲のようにこの地を覆う。このことが起こるのは終わりの日、末の遠い将来だ。わたしはおまえに、わたしの地を攻めさせる。みなが見ている前で、おまえは徹底的に打ちのめされる。それによってわたしのきよさが示され、すべての国々は、わたしが神であることを知る。」
そこには、殺された北の国々の君主たちやシドン人もいる。かつて恐れられていた彼らも、今は恥をさらして横たわっている。殺されて地獄の穴に落ちた者とともに、同じ屈辱を味わっているのだ。」
わたしはおまえのあごに鉤針をかけ、破局へと引きずり込もう。おまえの軍隊や武装した騎兵隊を総動員し、完全武装の強力な大軍に仕立てよう。
また、ゴメルとその全軍、北の果てのベテ・トガルマの軍隊、その他多くの軍勢も、おまえの味方につく。
おまえを遠い北の果てから引き回すように連れて来て、イスラエルの山地まで攻め入らせる。そして、おまえの軍隊の大半を山の中で滅ぼす。
それから、終わりの時がくると、南の王は北の王に再び攻めかかる。北の王はつむじ風のような力と狂暴さをもって反撃し、その巨大な陸軍と海軍の総力をあげて、南の王を葬り去ろうと攻め寄せる。
あらゆる地の諸国の民よ。 束になってかかって来るがよい。 ――主よ、あなたの勇士たちを遣わしてください。
わたしは世界の軍隊を 『主がさばきを行う谷』に集めて罰する。 彼らはわたしの民を傷つけ、 わたしの相続財産を諸国の中に散らし、 わたしの地を分割したからだ。
それでも、主はこうお語りになる。 「もう少しの我慢だ。 悪に染まったこの国々を告発するために わたしが立ち上がる時が、すぐにくる。 地上の国々を一つに集め、 最も激しい怒りと憤りを下すと決めている。 全地は、わたしのねたみの炎で焼き尽くされる。
奇跡を行う力を持ったこの悪霊たちは、全世界の支配者に相談をもちかけました。全能の神の恐ろしい審判の日に備えて、一丸となって主と戦おうとけしかけるためです。
こうして彼らは、ヘブル語でハルマゲドンと呼ばれる場所の近くに、世界の全軍隊を結集させました。
悪魔は、地上の国々を惑わそうと行き巡り、戦いのために、すべての人々を〔ゴグとマゴグともども〕召集します。それは、海辺の砂のように数えきれない大軍です。