ナイル川上流のパテロスの町々、 ツォアンやテーベは、わたしの手で廃墟と化す。
また、ツォアンの野でエジプト人が神罰を受け、 恐ろしい病気に冒されたことも、
その時になって、主は、 生き残ったご自分の民を呼び戻します。 これは二度目の帰郷で、彼らはアッシリヤ、 エジプト、エチオピヤ、エラム、バビロン、 ハマテ、および遠く離れた島国から イスラエルへ帰って来るのです。
ツォアン(エジプト北東部の有力都市)の助言者は、 なんという愚か者でしょう。 エジプトの王に進言する策さえ、全く愚かなものです。 それでも、知識をひけらかすことができるのでしょうか。 王の前で、学者の家柄を誇らしげに言えるでしょうか。
ツォアンの博学者たちは頼りにならず、 メンピス(エジプト古王国時代の首都)の知識人たちも、すっかり惑わされています。 なるほど、彼らはあなたにとって 最高の策略家でしょう。 しかし、その浅はかな進言によって、 エジプトは滅んだのです。
たとえ王の勢力がツォアンにまで及び、 おまえたちを歓迎する使者を ハネスにまで遣わしても、
エジプト北部のミグドル、タフパヌヘス、メンピスの町々、それにエジプト南部に住む全ユダヤ人について、次のことばがエレミヤにありました。
そこに居合わせた女たちと、妻が偶像に香をたいていることを知っている男たちは、声を一つにして言い返しました。エジプト南部には、おびただしい数のユダヤ人がいたのです。
イスラエルの神である天の軍勢の主は、こう言います。「わたしはテーベの神アモン、その他のエジプトの神々を罰する。また、エジプト王と、王を頼りとするすべての者を罰する。
エジプトの富を回復し、彼らが生まれ育った地、南エジプトのパテロスに帰らせる。だが、もうエジプトは、何の影響力もない小国となる。
そこで、神である主は語ります。「わたしは、バビロンの王ネブカデネザルにエジプトの地を与えよう。彼はエジプトの財宝を取り上げ、すべての物を奪って部下への報いとする。
またわたしは、エジプト最強のとりでペルシウムに 怒りを注ぎ、テーベの人々を絶ち滅ぼす。
わたしは必ずエジプトに火をつけ、 ペルシウムを痛みで苦しませ、テーベを引き裂き、 メンピスを連日、恐怖におののかせる。
このようにして、エジプトをきびしく罰する時、 彼らはわたしが主であることを知る。」
わたしがエジプトに火をつけ、 その同盟国をも滅ぼす時、 彼らは、わたしが主であることを知る。
おまえは、ナイル川の両岸にまたがり、 四方を川で守られていたテーベよりも すぐれているだろうか。
北へ進み、まずネゲブを通り、ヘブロンに着きました。そこには、アナクの子孫のアヒマン族、シェシャイ族、タルマイ族が住んでいました。ヘブロンは、エジプトのタニスより七年も前に建てられた、非常に古い町です。