セム族(ノアの長男セムを祖とする種族。ユダヤ人の別称)を 敵視する者たちの子孫が来て、 あなたに深々と頭を下げ、 その足に口づけする。 彼らはエルサレムを、『主の都』、 『イスラエルの聖なる神の栄光に輝く山』と呼ぶ。
ヨセフの兄たちは、エジプトの総理大臣であり、穀物を売る責任者に会いに出かけました。まさかそれが、弟のヨセフだとは思いもよりません。顔を地につけんばかりに深々と頭を下げました。
喜びの川が、 あらゆる神々にまさる神であられるお方の 聖なる住まいのある都を流れます。
なんと栄光に満ちた光景でしょう。 都の北に、ひときわ高くそびえ立つ シオンの山をごらんなさい。 そこは偉大な王の住まいで、 世界中の喜びの源泉です。
神の都については、 なんとすばらしい語り伝えがあることでしょう。
悪人は、いつかは神を恐れる人に 頭を下げることになります。
こうしていつか、以前いたような りっぱな裁判官や助言者たちを与えよう。 そうすれば、エルサレムはまた 『正義の都』『忠実な町』と呼ばれるようになる。
神は、こうも語ります。 「エジプト人、エチオピヤ人、セバ人は あなたの言いなりになる。 彼らは国の産物を山と積んでやって来る。 それが全部あなたのものになる。 彼らは鎖でつながれた囚人のように あなたについて回り、ひれ伏して 「あなたの神だけが本物の神です」と言う。
世界中の人がわたしの前にひれ伏し、 すべての口がわたしの名に 忠誠を誓うようになることを、 わたしは自分にかけて誓う。 わたしの言ったことは真実で、 必ずそのようになる。」
王たちはあなたに仕え、 行き届いた世話をしてくれる。 彼らはひれ伏し、あなたの足についたちりをなめる。 その時、あなたはわたしが主であることを知る。 わたしを待ち望む者は決して恥を見ない。」
彼らは「聖なる国民」「主に買い取られた者」 と呼ばれ、 エルサレムは「慕わしい地」「神が祝福した都」 と呼ばれるようになります。
主よ。私の力、私の要塞、悩みの日の私の隠れ家よ。 世界中の民がみもとに来て、こう言うでしょう。 「私たちの先祖はほんとうに愚かでした。 少しも価値のない偶像を拝んでいたのです。
二度と異教の国々に見くびられることはない。あなたはもう罪人の国ではないからだ。」
こうして、わたしの民イスラエルの間に、わたしの聖なる名を知らせよう。わたしの名があざけられるようなことは、二度とさせない。諸国の民も、わたしがイスラエルの聖なる神、主であることを知る。
おまえたちの息子や娘をユダの民に売り渡そう。するとユダの民は、遠くのシェバ人に彼らを売る。これは主からの約束だ。」
また、あなたを虐げた者をきびしく扱おう。 頼る相手のいない弱い者を救い、 追い払われた者を集めよう。 捕囚としてあざけられ、 辱めを受けたわたしの民に誉れを与えよう。
その時には、いろいろな国から来た十人の者が、一人のユダヤ人の上着のそでをつかんで、『どうか友だちになってください。神があなたがたと共におられるのはわかっていますから』と言うようになる。」
しかしあなたがたは、シオンの山に近づいているのです。そこは生ける神の都、天にあるエルサレムであり、無数の天使たちが楽しげに集う所です。
それから私は、エルサレムのシオンの山の頂に立っている、小羊の姿を見ました。また、そのそばに、額に小羊と小羊の父の名とが刻まれている、十四万四千人の人たちがいるのを見たのです。
わたしは、勝利を得る者を、わたしの神の神殿の柱とします。そこは安全で、もはや追い出されたりしません。わたしはその人に、神の名を刻みます。そして、神の都、すなわち、天の神のもとから下って来る新しい都エルサレムの市民とします。こうして彼は、わたしの新しい名を刻まれるのです。
よく見なさい。神の民だと自称しながら〔実はそうではなく〕悪魔に味方する者を、わたしはこのような目に会わせます。彼らをあなたの足もとにひれ伏させ、あなたに対するわたしの愛を明らかにします。