ご自分の民をかばうあなたの神、主は告げます。 「さあ、あなたの手から恐ろしい杯を取り上げよう。 もう二度とわたしの怒りを飲まなくてよい。 それは過ぎ去った。
ああ主よ、私に立ち向かう者に立ち向かい、 私を攻撃する者と戦ってください。
さんざんに打ちのめされて、 私たちの足はよろめいています。
あなたがたは信じられないのですか。 信じたくないのなら、かってに行動し、 見えない目で進んで行きなさい。 あなたがたは頭の働きが鈍くなりますが、 ぶどう酒に酔ったせいではありません。 足がふらつきますが、強い酒のせいではありません。
かわいそうな民よ。 支配者がどんなにあなたがたを惑わしているか、 わからないのですか。 女のように弱く、子どものように愚かな者が、 王のまねごとをしているのです。 それで指導者といえるのでしょうか。 彼らはあなたがたを滅びへと 真っさかさまに突き落とす者たちです。
主は立ち上がります。 検察官として、自分の民の起訴状を読み上げます。
しかし、主は言います。 「暴虐無道な王の捕虜になった者も、解放される。 あなたと戦う者とわたしは戦い、 あなたの子どもたちを救い出すからだ。
エルサレムよ、目を覚ましなさい。 あなたはもう十分に、神の憤りの杯を飲み干しました。 恐怖の杯を最後の一滴まで飲みました。
主はエルサレムに、心をこめて誓いました。 「再びあなたを敵の手に渡さない。 再び外国の兵士に穀物とぶどう酒を 横取りさせない。
主は私に、こう語りました。「わたしの手から、わたしの憤りがなみなみとつがれているぶどう酒の杯を取り、わたしがあなたを遣わす、すべての国々の人に飲ませなさい。
だが、彼らを救い出す者は強く、その名は天の軍勢の主だ。わたしは彼らの訴えを聞き、彼らが自由の身となり、再びイスラエルの地で平穏に暮らせるように取り計らう。だが、バビロンの住民に安息はない。
それに対して、主はこうお答えになります。 「わたしはおまえたちを弁護する者となり、 おまえたちのために報復する。 バビロンの川を干上がらせ、水の補給を断つ。
主は私に悲しみの杯を飲ませたので、 口の中が苦くなりました。
私を弁護してくれる主よ、私をお守りください。 あなたは私のいのちを買い戻してくださったのです。
再び、彼らから顔をそむけることはしない。わたしの霊を彼らに注ぐからだ。」神である主がこう語るのです。
わたしは世界の軍隊を 『主がさばきを行う谷』に集めて罰する。 彼らはわたしの民を傷つけ、 わたしの相続財産を諸国の中に散らし、 わたしの地を分割したからだ。
わたしの聖なる山で、 おまえたちはわたしの罰の杯を飲んだ。 回りの国々も飲むことになる。 そうだ、飲んで、よろめきながらあとずさりし、 歴史から姿を消す。 そのような国々は、もう存在しなくなる。
主から罰を受けている間、私はじっと耐えていよう。 私が主に罪を犯したからだ。 そののち、私を敵の手から守り、 彼らが私にしたすべての悪を罰する。 神は私を暗闇から光の中へ連れ出し、 私は神のいつくしみを見る。
「わたしは、エルサレムを包囲する近隣の国々にとってエルサレムとユダを、毒を盛った杯のようにする。
ところがイエスは、「あなたには、何もわかっていません」と答え、今度は、ヤコブとヨハネのほうをごらんになりました。「あなたがたは、わたしが飲もうとしている杯を飲むことができますか。」「はい。できます。」イエスの質問に、二人はきっぱり答えました。
ナバルの死を知らされたダビデは、「主がほめたたえられるように。私には手を下させず、ご自分で報復してくださった。ナバルは当然の罰を受けたのだ」と言いました。ダビデはすぐ、アビガイルに使者を遣わし、自分の妻にしたいと申し入れました。