海鳴りのようなうなり声とともに、 犠牲者を、ひと呑みにします。 イスラエル中が絶望のやみと悲しみに沈み、 空は暗黒になります。
年を取り、日の光や月、星がかすんでよく見えず、夢も希望もなくなってから、神を思い出そうとしても手遅れです。
星も太陽も月も一筋の光さえ放たず、 天は真っ暗になる。
山の上の騒動と、軍隊が行進して来る音を聞け。 あれは、多くの国の兵士がどよめき叫ぶ声だ。 天の軍勢の主が彼らを連れて来た。
神に守られている国をめがけて、 怒濤のように押し寄せる軍勢を見なさい。
エジプトめざして、 恐ろしい荒野を進んで行く様子を思い浮かべよ。 エジプトの援助を買いつけるための宝物を積んだ、 ろばやらくだの列が進む。 ライオンやすばしこいまむしの住む地を越えて行く。 ところがエジプトは、何一つお返しをしてくれない。
こんな悪に染まっているからこそ、 あなたがたは神の祝福を見いだせないのです。 だからこそ、あなたがたに危害を加える者を、 神は罰しないのです。 光を望みながら暗闇に閉ざされているのも、 むりはありません。 暗がりの中を歩いて当然です。
どこを見ても、目につくものは苦しみと悩みと暗たんとした絶望だけだ。こうして彼らは暗闇の中に追いやられる。」
何も見えない暗闇を送り込まれる前に、 手遅れにならないうちに、神に栄光をお返ししなさい。 闇が覆えば、あなたがたは山につまずき、 倒れます。 その時に、光を探し求めても、 身の毛もよだつ暗闇があるだけです。
『平和はどこにあるのだ。 あるのは恐怖とおののきだけだ。
彼らは完全武装していて、残忍で容赦しません。その雄たけびは、海辺に打ち寄せる波のように響き渡ります。バビロンよ。彼らは戦いのしたくを整え、馬に乗って攻めかかります。
彼らは血も涙もない残忍な民で、 完全武装し、馬にまたがっている。 この軍隊のざわめきは、海のとどろきに似ている。」
主は暗闇の底に私を連れて行き、 いっさいの明かりを吹き消しました。
それゆえ、神である主はこう語ります。 「ツロよ。わたしはおまえを攻める。 波が打ち寄せるように、 たくさんの国が次から次へと攻め寄せる。
彼らの前で、地は揺れ動き、天も震え上がる。 太陽と月は光を失い、星も姿を消す。
あなたがたは、『早く主の日がきてくれたら、 神が敵の手から救い出してくださるのに』と言う。 だが自分たちが何を願っているのか、わかっていない。 その日は、光でも希望でもない。 暗闇と絶滅の日だ。 それはなんと恐ろしい闇であろう。 喜びや希望の光などかけらもない。
その時、わたしは真昼に太陽を沈ませ、 日中に地上を暗闇にする。
これらの迫害が続いたすぐあとで、太陽は暗くなり、月は光を失い、星は天から落ち、天体に異変が起こります。
小羊が第六の封印を解くのを見ていると、突然、大地震が起こりました。太陽は黒布でおおわれたように暗くなり、月は血のように赤く変わりました。
