エジプトは助ける力もない。 わたしはこの国を、『無気力なわに』と呼ぶ。
しかも、神は怒りを静めず、 高慢で屈強な人間をも地にひれ伏させる。
友人たちと話していると、エジプトやバビロン、 ペリシテやツロ、さらに、はるかエチオピヤの名前が 話題にのぼりました。 それらの国の生まれだと誇らしげに語る者がいました。
傲慢な態度を捨てなかったエジプトは、 あなたの手で切り刻まれました。 あなたの恐るべき腕を見て、敵は逃げて行きました。
しかし、モーセは言いました。「みんな、怖がってはいけない。今いる場所にしっかり腰をすえて、今日、主がすばらしい方法で救ってくださるのを、よく見ようではないか。あのエジプト人を見るのも、今日が最後だ。
あてにならない人に頼るのは、 痛む歯でかみ、折れた足で走るようなものです。
「わたしが遠い国から滅亡を招き寄せる。 さあ、どうするつもりか。 そのとき、だれに助けを求めるのか。 どこに財宝を隠すつもりか。
息のようにはかなく、あわれな人間よ。 そんな人間を絶対に信頼してはいけません。
最初から神の命令を守り、 正しい生活を送っていたなら、 自分の国で安らぎをもって暮らせたはずです。 せっかくの神の約束に、彼らは耳をふさぎました。
イスラエルのきよい神、主は、こう語ります。 「わたしに立ち返り、わたしの助けを 待ち望みさえすれば、おまえたちは救われる。 心を落ち着けて信頼することが、 おまえたちの力となるのだ。 ところがおまえたちは、そうしなかった。」
わずかな助けもできない。 おまえたちは恥をかくだけだ。
主よ、目を覚ましてください。 立ち上がって、力を奮い起こしてください。 エジプトを打った昔のように、 ナイルの竜を刺し殺した時のように、 どうぞ立ち上がってください。
会って、『心配するな』と伝えるのだ。『すでに勢いを失っているレツィンとペカが怒りを燃やしているからといって、怖がることはない』と言って聞かせるのだ。
「イスラエルの神が、こう言う。これから先どうなるかを聞くため、使いをよこした王に言いなさい。エジプト王の軍隊はおまえたちを助けに来たが、やがてエジプトへ逃げ帰る。バビロニヤ人が彼らを破って、もと来た所に押し返す。
主の救いだけに望みを置いて、 静かに待つのは良いことです。
エフライムとユダが自分たちの病状を知ると、 エフライムはアッシリヤの大王に頼ろうとする。 だが、大王は助けることも、治すこともできない。