かわいそうな民よ。 支配者がどんなにあなたがたを惑わしているか、 わからないのですか。 女のように弱く、子どものように愚かな者が、 王のまねごとをしているのです。 それで指導者といえるのでしょうか。 彼らはあなたがたを滅びへと 真っさかさまに突き落とす者たちです。
ユダの王アハズヤの母アタルヤは、息子が死ぬと、王の子どもをことごとく殺そうとしました。
私の進む道をふさぎ、 助ける者がだれもいないことを知ったうえで、 早く死ねとばかりに攻め立てる。
力にものを言わせるのは、愚かな支配者です。 金に動かされない正直な王が、長く国を治めるのです。
王が幼く、指導者たちが朝から酔っている国は、 とんでもない目に会う。 王が名門の出で、 指導者たちが勤勉を第一と心がけていて、 これからの仕事のための英気を養うときにだけ 宴会を開いている国は幸せです。
主が正しく判断できないようにさせたので、 彼らは見当はずれのことばかり言います。 それを聞くエジプトは、 飲んだくれのようにふらつきながら歩きます。
若者がイスラエルの王になり、 稚拙な政治をします。
ご自分の民をかばうあなたの神、主は告げます。 「さあ、あなたの手から恐ろしい杯を取り上げよう。 もう二度とわたしの怒りを飲まなくてよい。 それは過ぎ去った。
祭司はまやかしの預言者の意のままになり、 民は、そうなることを喜んでいる。 おまえたちは必ず滅びる。 その時はどうするつもりなのだ。」
偽預言者たち、神の民を迷わせる者たちよ。 あなたがたは、食べ物をくれる者には 「平安があるように」と言い、 何もしてくれない者は脅すのだ。 そんなあなたがたに、神はこう告げている。
おまえの軍隊は女のように弱く、頼る相手がいない。 国のすべての門は敵に対して広く開けられ、 火で焼かれる。
だから、あの人たちのことは放っておきなさい。彼らは盲目なのです。おまけに、ほかの盲人の手引きまでして、結局、二人とも溝に落ちてしまうでしょう。」
ああ、いまわしいパリサイ人、ユダヤ教の指導者たち。あなたがたは偽善者です。神の国に入ろうとしている人たちのじゃまをし、自分でも入ろうとはしないのです。