ツォアン(エジプト北東部の有力都市)の助言者は、 なんという愚か者でしょう。 エジプトの王に進言する策さえ、全く愚かなものです。 それでも、知識をひけらかすことができるのでしょうか。 王の前で、学者の家柄を誇らしげに言えるでしょうか。
事実、王の知恵は、どんな学者よりもまさっていたのです。
こうしてヒラム王は、ソロモン王のために、レバノン杉と糸杉の木材を必要なだけ用立てました。
神は助言者と裁判官をさげすむ。
主はひと息で、反抗的な国々の策略を吹き消されます。
自分がどれほど愚かで無知であったかを 思い知らされたのです。 ああ神よ。私は獣のように見えたことでしょう。
また、ツォアンの野でエジプト人が神罰を受け、 恐ろしい病気に冒されたことも、
浅はかな者には、とても理解できず、 愚かな者の想像も越えています。
あちこちに山と積み上げられた死骸から、吐き気をもよおすような悪臭がぷんぷんにおってきます。
私は疲れ果て、今にも死にそうです。 そのうえ、人間の資格さえないような愚か者です。
ツォアンの博学者たちは頼りにならず、 メンピス(エジプト古王国時代の首都)の知識人たちも、すっかり惑わされています。 なるほど、彼らはあなたにとって 最高の策略家でしょう。 しかし、その浅はかな進言によって、 エジプトは滅んだのです。
知恵ある助言者も、 どうしたらよいかわからず途方にくれ、 あげくの果てに、偶像に助けを求め、 霊媒や魔術師や魔女に伺いを立てる。
もう黙ってはいられない。 偽善者どもに思い知らせよう。 最高の知恵さえ、愚か者同然にしてしまおう。」
たとえ王の勢力がツォアンにまで及び、 おまえたちを歓迎する使者を ハネスにまで遣わしても、
わたしは、偽預言者の予想をくつがえし、 彼らが大うそつきであることを証明する。 知恵ある者に見当違いの助言をさせ、 愚か者にする。
神を知らない愚か者は、偶像に頭を下げます。 彼らは恥ずかしいことをしています。 いのちも力もない、偽りの神々を作っているからです。
指導者たちは分別を失いました。 彼らはもはや神に従おうとせず、 御心を尋ねようともしません。 そのため、彼らは滅び、群れは散り散りになります。
エジプトの王ホフラの名を、 『力はないが、実に騒がしい男』と変える。」
天の軍勢の主はこう言います。 「昔いた賢い者たちはどこへ行ったのか。 テマンには、もう知恵のある者は一人もいないのか。
この賢い教師たちは、神のことばを変えた罪のために 遠い国へ流され、恥をさらす。 その時になっても、 変わることなく賢い者だと言えるだろうか。
おまえは自分の美しさを鼻にかけ、思い上がっていた。 栄華のために、自分の知恵を台なしにしてしまった。 それゆえ、おまえを地面にたたき伏せ、 何事が起こったのかと好奇の目をみはる王たちの前に、 おまえの無力さを見せつけたのだ。
ナイル川上流のパテロスの町々、 ツォアンやテーベは、わたしの手で廃墟と化す。
災いの上に災いが、悲しみの上に悲しみが、惨事の上に惨事が襲う。彼らは預言者の指導を求める。それなのに、祭司も長老も、王も君主も、ただ手をこまねいているだけで、絶望のうちに泣き悲しんでいる。わたしは彼らが行った悪に対し、それに十分見合った報いをするので、彼らは恐怖のあまり震えおののく。そして、わたしが主であることを知るようになる。」
同盟国はみな敵に回り、 この地からおまえを追い出そうとする。 平和を約束しながら、滅ぼすことを企んでいる。 信頼する友が罠をしかけ、 反撃はことごとく失敗する。
その日、エドム中を捜しても、 賢い者など残っていない」 と主は言う。 「わたしがエドムの賢者たちを愚かにするからだ。
北へ進み、まずネゲブを通り、ヘブロンに着きました。そこには、アナクの子孫のアヒマン族、シェシャイ族、タルマイ族が住んでいました。ヘブロンは、エジプトのタニスより七年も前に建てられた、非常に古い町です。
こうして、モーセはエジプトの最高の教育を受け、たくましく、雄弁な王子に成長しました。