モアブの女たちは、アルノン川の渡し場で、 帰る巣のなくなった鳥のように置き去りにされる。
モアブの王メシャは羊を飼っており、毎年イスラエルに子羊十万頭と雄羊十万頭分の羊毛とを貢ぎ物として納めていました。
雀やつばめが、すいすい飛び回っている限り だれにも害を与えないように、 理由もなく人にのろわれることはありません。
家を離れてあちこち渡り歩く人は、 巣を離れてさまよう鳥のようです。
バビロンの兵士は逃げ回り、ついに精根尽きて倒れる。 まるで犬に追われる鹿のように 故国めざして一目散に走り、 羊飼いに捨てられた羊のようにさまよう。
彼らは答えるでしょう。 「モアブは焼け野原になりました。 大声で泣きなさい。 アルノン川の土手で、モアブは滅びたと伝えなさい。」
ああ、モアブよ。 恐ろしい運命があなたを待ち受けています。 ケモシュの神を拝む人々は滅びました。 あなたの息子と娘は、奴隷として連れ去られます。
モアブに羽が生えてどこかへ飛んで行けたら、 どんなにいいだろう。 この国の町々には、 いのちある者は一人もいなくなるからだ。
さて、征服したバシャンの国は、ルベン族、ガド族、マナセの半部族に与えました。ルベン族とガド族には、アルノン川のアロエルのほかギルアデの山地の半分と町々を、
こうして、エモリ人の二人の王を滅ぼし、ヨルダン川の東側に広がる、アルノン渓谷からヘルモン山までの全地域を占領したのです。
アルノン渓谷の縁に位置するアロエルから、その谷にある町を通って、メデバの台地周辺に及ぶ地域を割り当てました。
それでも、とうとうイスラエルは荒野に出て、エドムとモアブの地を迂回し、その東の境に沿って旅を続け、モアブの境界線であるアルノン川の向こうに着いた。ただし、モアブの領地には決して入らなかった。