こうして、王国の誉れであり カルデヤ文明の華であったバビロンは、 天からの火に焼かれたソドムとゴモラのように滅びる。
その時、天から、火のように燃える硫黄が、ソドムとゴモラの上に降りかかりました。
そして、平野に点在するほかの町や村といっしょに、ソドムとゴモラをすっかり焼き尽くしてしまったのです。人間も植物も動物も、いのちあるものはみな死に絶えました。
以下は、神がアモツの子イザヤに示したバビロン滅亡の幻です。
「バビロンよ、黙って暗がりに座れ。 おまえは二度と、諸国の女王と呼ばれない。
みな集まって、よく聞け。 偶像のうち、 このように知らせてくれたものが一つでもあったか。 『主はクロスを愛し、 彼にバビロン帝国の息の根を止めさせる。 彼はカルデヤ人の軍隊を根こそぎにする。』
この奴隷の期間が終わったら、わたしはバビロン王とその国の民を、彼らの罪のために罰する。カルデヤの地を永久に荒れ果てた所とする。
おまえの町々は、ソドムとゴモラやその近くの町々のように静まり返る。二度とそこに住む者はいない。
わたしは、ソドムとゴモラとその近くの町々を滅ぼしたように、バビロンを滅ぼす。これらの町々に人が住まなくなったように、バビロンにも人が寄りつかなくなる。」
おまえは永久に荒れ地となり、 おまえの石さえも、建築用として再生されることはない。 おまえは地上から完全に一掃されるのだ。」
バビロンは震え、苦痛で身もだえします。 主がこの国について計画したことはみな、 少しも変更されないからです。 バビロンは、だれも住まない荒れ地となります。
全世界の人のあこがれの的だった、 あの偉大なバビロンは、なぜ倒れたのか。 世界は、バビロンが倒れるのを見て、目を疑う。
こう言った。「私は自分の力で、この美しい都を、王宮のある町、帝国の首都に建て上げたのだ。」
わたしはソドムとゴモラにしたように、 あなたがたの町の幾つかを破壊した。 生き残った者たちは、 火の中から取り出された燃えさしのようだ。 それでも、わたしのもとへ帰ろうとしない。
イザヤはまた、ほかの箇所でこう語っています。 「神のあわれみがなかったら、 ユダヤ人はみな、 ちょうどソドムやゴモラに住む人々が 全滅したように、 一人残らず滅ぼされたに違いない。」(イザヤ1・9)
全土が塩分を含んだアルカリ性の荒れ地となり、種もまけず収穫もなく、一本の草木も生えません。まるで、主の怒りによって滅ぼされたソドム、ゴモラ、アデマ、ツェボイムのようになってしまいます。
また、彼女から富を得ていた地上の商人たちも泣き悲しむでしょう。もはや、彼らの商品を買う人がいなくなったからです。
そして、頭にちりをかぶって悲しむのです。『ああ、大いなる都よ。その有り余る富のおかげで、われわれは大金持ちになれたのに。それが何もかも、一瞬のうちに失われてしまった。』