邪悪な者たち。 あなたがたは正義の名のもとに 貧しい人を虐げています。 正義も公正も、あなたがたには無意味な絵空事です。
そして、悪者どもは、処刑場へ連れ去ってください。 イスラエルに平和がありますように。
彼らのことばにはみな裏があり、 一かけらの真実もありません。 知恵や善行とは無縁の連中です。
悪者は不正を行ってばかりいますが、 いずれその悪事が戻ってきて、 自分を滅ぼすことになります。
指導者たちは謀反人、どろぼうの仲間で、 だれもかれもわいろを取り、 未亡人やみなしごの肩をもたない。」
「不正な裁判官と不公平な法律を作る者は 災いである」と主は言います。
強情でよこしまな者たち、 わたしの言うことを聞け。
彼らは白を黒、黒を白と言い、 苦いものを甘い、甘いものを苦いと言い張ります。
このぶどう園というのは神の民のことです。 イスラエルとユダは、神のお気に入りの土地でした。 神はそこが正義の国となるのを期待していたのに、 実際に目にしたのは流血でした。 正しいことが行われるようにと願っていたのに、 実際に耳にしたのは、 しいたげられた人たちの叫びでした。
だが、正しい人が罪を犯し、ほかの悪者と同じことをするなら、そのような者を生かしておけるだろうか。もちろん、生かしておくわけにはいかない。これまでの正しい行いはすべて忘れられ、その罪のために死ななければならない。
もし善良な人が悪を行っているのに、あなたが警告しないなら、わたしは彼を滅ぼす。以前の善行は何の助けにもならない。彼は自分の罪のために死ぬ。だが、わたしは彼の死の責任をあなたに問い、あなたを罰する。
もう一度言う。正しい人でも、悪の道に入るなら、必ず死ぬ。
彼らは守る気もないのに約束をします。 そのため、畑のうねの間に生える毒草のように、 さばきが彼らの間に生え出るのです。
わたしは彼らの王を滅ぼし、その臣下をみな殺す。」
わたしの民は、正しいことを行うとはどういうことか 忘れてしまった」 と主は言います。 「彼らの宮殿は、 盗んだり奪い取ったりした物でいっぱいだ。
馬は岩の上を走れるでしょうか。 牛は海を耕せるでしょうか。 これは聞くだけ愚かなことだが、 あなたがたのやっていることより 愚かなことはありません。 正義をあざけり、良いこと、正しいことを腐敗させ、 堕落させているではありませんか。
イスラエルの指導者たち、私の言うことを聞け。 あなたがたは正義を憎み、不正を愛している。
律法は無視され、法廷では正しい裁きが行われません。 悪者の数は正しい人よりはるかに多く、 わいろと詐欺が公然と行われているからです。
そして、以前は主を礼拝していたのに 今は礼拝していない者や、主を愛したことも 愛そうと思ったこともない者を滅ぼす。」
あなたがたの中に、個人だろうが家族だろうが部族だろうが、主に背を向け、外国の神々を拝みたいと言いだす者が出たら気をつけなさい。それは、渋くて毒のある実しか結ばない根を植えるのと同じです。