その翌日には、もう手当たりしだいに、船具までも捨てざるをえなくなりました。
翌日、嵐はつづいた―― 「だめだこりゃ・・・」 錨以外の船具はすべて海に投げ捨てた。
三日目には、船具までも、てずから投げすてた。
三日目には自分たちの手で船具を投げ捨ててしまった。
1日経った後、彼らは船具、装備など船の備品を船から放り投げた。
「いのちが助かるためなら、人はどんなことでもするものです。今度は病気にしてみればいい。ヨブはきっと、面と向かってあなたをのろうでしょう。」
何かを見つける時、物を失う時、 大切にしまっておく時、遠くに投げ捨てる時、
身の危険を感じた水夫たちは、必死の思いで、自分の信じている神々に助けを叫び求め、船を軽くしようと、積み荷を海に捨てました。その間、ヨナは船底でぐっすり眠っていたのです。
翌日、波はさらに高くなり、船員たちは積荷を捨て始めました。
来る日も来る日も恐ろしい嵐は荒れ狂い、最後の望みも絶たれてしまいました。