夜を昼、昼を夜だと人は言う。 とんでもない錯覚だ。
彼らは夜を昼に変える。彼らは言う、『光が暗やみに近づいている』と。
彼らは夜を昼に変える。 彼らは言う、『光が暗やみに近づいている』と。
夜は昼となり 暗黒の後に光が近づくと人は言うが
私の古き良き時代は終わった。 希望は失せ、夢は破れた。
死ねば、暗闇の中に入り、 墓をわが父と言い、うじ虫をわが母、わが姉妹と呼ぶ。
彼らは白を黒、黒を白と言い、 苦いものを甘い、甘いものを苦いと言い張ります。
朝がくると、『夜になればいいのに』と言い、夜になれば、『朝がくればいいのに』とため息をつきます。そう言わずにはいられないほど、恐ろしいことばかり起こるのです。