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伝道の書 1:2 - リビングバイブル

思うに、この世に価値のあるものなどない。 すべてがむなしい。

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Colloquial Japanese (1955)

伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である。

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Japanese: 聖書 口語訳

伝道者は言う、 空の空、空の空、いっさいは空である。

この章を参照

Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳

コヘレトは言う。 なんという空しさ なんという空しさ、すべては空しい。

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聖書 口語訳

伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である。

この章を参照



伝道の書 1:2
23 相互参照  

野ろばの子が人間として生まれないように、 人間が賢くなることなどありえない。


人の一生は、ただのひと呼吸のよう、 また影のようで、はかなく消えるではありませんか。


あなたが人間の一生を、どんなに短く、 むなしいものにお定めになったか 思い起こしてください。


だから、悲しみと痛みを取り除きなさい。しかし、これから長い人生が待ち受けている若い日にも、過ちを犯してしまうことを忘れてはいけません。


長生きしている人は、一日一日を存分に楽しみなさい。ただし永遠と比べたら、地上のことはみなむなしいことを覚えておきなさい。


伝道者は言います。すべて何もかもむなしい、と。


しかし、してきたことを振り返ってみると、どれもこれも役に立たないことばかりで、風を追うようなものでした。これこそ価値があると言えるものなど、どこにもありませんでした。


知恵の足りない人が死ぬように、いずれこの私も死ぬということです。それなら、知恵をつけたところで、いったい何の益があるというのでしょう。私は、知恵をつけることでさえむなしいものだと悟ったのです。


私はここまでわかると、生きているのがいやになりました。人生は不条理きわまりないからです。何もかもむなしく、風を追うようなものです。


そればかりか、跡取り息子が愚か者か賢い者か、だれにわかるでしょう。それでも、私の財産はすべて、息子のものになるのです。なんと気分がめいることではありませんか。


人間も動物も、同じ空気を吸い、同じように死んでいきます。人間が獣より優れている点などないのです。なんとむなしいことでしょう。


こうして彼は、幾百万もの人の指導者となり、非常に有名になるかもしれません。ところが次の世代の人は、彼を追放してしまいます。これもまたむなしいことで、風を追いかけるようなものです。


次に私は、物事を成功させる原動力がねたみであることを知りました。これもまたむなしいことで、風を追いかけるようなものです。


息子も兄弟もいない一人暮らしの人が、さらに金持ちになろうと目の色を変えている場合です。この人は、だれに全財産を残そうというのでしょう。全く割の合わない、憂うつな話です。


金銭を愛する者は、決してこれで満足だということがありません。金さえあれば幸せだという考えは、なんと愚かなことでしょう。


しゃべればしゃべるだけ、口にすることばの意味が薄れてきます。だから、全然しゃべらないほうがましなのです。


その日には、罪、死、腐敗など〔この世界は今、神の命令により、不本意ながらこれらのものに支配されていますが〕は跡形もなく消え去り、この世界は、神の子どもたちが喜びをもって味わうことができる、罪からの輝かしい解放にあずかるからです。