私の愛する方、さあ、野原へ出かけ、 村にしばらく滞在しましょう。
当世で最も金回りのよいツロの人々が、 あなたの歓心を買おうと、 贈り物を山と積んで来るでしょう。」
私を連れて行ってください。 さあ、走って行きましょう。」 「王は私を、宮殿に連れて行ってくれました。 私たちは幸せでいっぱいです。 あなたの愛はぶどう酒にもまさります。 若い娘たちが夢中になるのも当然です。」 「
私の愛する方は私のもの、私はあの方のもの。 あの方は、ゆりの花の間で羊の群れを飼っています。
花嫁よ、私といっしょにレバノンから来なさい。 山の頂上から、ヘルモン山の頂から見下ろしてみよう。 そこにはライオンのほら穴があり、 ひょうがうろついている。
私は愛する方のもの、あの方の望みどおりの者。
早起きしてぶどう園へ行き、 ぶどうの木が芽を出したか、花が咲いたか、 ざくろの木が花をつけたかを見てみましょう。 そのぶどう園で、私の愛をあなたにささげます。