ところが、せっかくお開けしたのに、 もうあの方の姿は見えません。 私は心臓の止まる思いでした。 どんなにあちこち捜しても、 あの方は見当たらないのです。 必死にお呼びしても返事はありません。
「いったいどういうことか。おれの袋に銀が入っているぞ。」彼らは身を震わせました。「きっと神様がこうなさったんだ。だが、どういう意味なのだろう。」
「ならぬ! 主が彼にのろわせておられるのだ。どうして止められるだろう。
ああ主よ、どうかお助けください。 あなたは安全を守る私の岩です。 あなたに顔をそむけられたら、 いっさいをあきらめ、死ぬしかありません。
泣き疲れて、のどは渇き、声はかれ果てました。 神の助けを待ちわびて、 目も赤くなりはれ上がりました。
神のことを思い巡らしてはうめき、 気が遠くなるほど、 あなたの助けを待ちわびています。
天の軍勢の神である主よ、いつまで怒り、 この祈り耳にをふさがれるのですか。
そのときになって助けてくれと言っても、 わたしはあなたがたを助けない。 わたしを懸命に捜しても、もう遅い。
ある夜のことです。眠っているとき、 夢の中で愛する方の声が聞こえました。 あの方は、私の寝室のドアをたたいていました。 『いとしい人、私の恋人、私のかわいい鳩よ、 開けておくれ。 夜通し外にいたので、すっかり露にぬれてしまった。』
それでも、愛する方が 鍵を開けようとするのを見て気の毒になり、
だれよりも美しい人よ。 あなたの愛する人はどこへ行ったのですか。 その方を捜してあげましょう。」 「
その日、あなたは言うでしょう。 「主はなんとすばらしいお方だろう。 私のことを怒っておられたのに、 今は慰めてくださる。
わたしに力がないから、 あなたがたを救えないのか。 そのために、わたしが帰ってみると、 家はからっぽで静まり返っているのか。 わたしにはもう、 救い出す力がないとでも言うのか。 いや、そのつもりなら、海をしかりつけ、 干上がらせることもすぐできる。 多くの川が流れる平野を荒野とし、 死んだ魚で満たすこともできる。
いつまでもあなたと戦い、 怒りをぶつけるわけではない。 そんなことをしていたら、 わたしが造った全人類は死に絶えてしまう。
彼らはいかにも神を敬うかのように振る舞っている。 毎日神殿へ来て、律法の朗読を聞いて喜ぶ。 彼らはそれに従うことを望み、 神の戒めを軽んじることなど考えられない、 といったふうに見える。 見た目には、正しく礼拝することを心から願い、 神殿での奉仕をことのほか愛しているようだ。
主は今姿を隠していますが、 私は主の助けを信じて、ひたすら待ち望みます。 主だけが私の希望です。
私がどんなに声を張り上げても、 主は祈りを聞こうとされません。
非を認めて、再びわたしに助けを求めるまで、 彼らを放置し、家に戻っていよう。 苦しい目に会うと、たちまち彼らはわたしを捜し求め、 次のように言うからだ。
それからやっと、羊や牛の群れを引いて、 神にいけにえをささげにやって来る。 だが、もう遅い。 もう神を見つけることはできない。 神は彼らから離れて行き、彼らだけが取り残される。
わたしが呼んでも、彼らは聞こうとしなかった。それでわたしは、彼らがわたしに向かって叫んだ時、顔をそむけた。
その瞬間、ペテロは、はっとわれに返りました。「鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うでしょう」と言われたイエスのことばを思い出したからです。ペテロは外へ駆け出して行くと、胸も張り裂けんばかりに激しく泣きました。
するとすぐ、鶏が二度目に鳴くのが聞こえました。その瞬間ペテロは、「鶏が二度鳴く前に三度わたしを知らないと言います」という、イエスのことばを思い出したのです。ペテロは激しく泣きくずれました。
わたしは愛する者を絶えず訓練し、しかったり、懲らしめたりします。ですから、もし神に対して熱い心を持たなければ、わたしの罰を受けることになります。