頬はかぐわしい香料の花壇、 くちびるはゆりの花、息は没薬のようです。
私が神にお願いすることは、ただ一つです。 私の求めてやまないものとは、 主の宮で黙想にふけり、 いのちある限り主の前で暮らすこと、 比べようもない、主の麗しさと完全と栄光とを 喜ぶ特権です。
あなたはだれより美しい。 あなたのことばは優しさにあふれている。 あなたは永遠に神の祝福に包まれる人。
力強い方よ、 威風堂々として、腰に剣を着けよ。
頬にかかる髪の毛が、とてもすてきだ。 宝石をちりばめた首飾りをつけた首には 気品が漂っている。
草の上に身を横たえる姿は、 なんと美しく、麗しいのだろう。
私はシャロンのサフラン、谷間のゆりです。」 「
没薬や香料、そのほか手に入る限りの 香りのあるものを漂わせながら、 煙のように荒野から上って来る人はだれでしょう。
いとしい人よ。 あなたのくちびるは、はちみつでできている。 舌の裏にはみつとクリームがある。 あなたの服は山やレバノン杉の香りがする。
私は跳び起きて、ドアを開けました。 かんぬきの取っ手を引いたとき、 私の手から香水が、指からかぐわしい没薬の液が したたり落ちました。
あの方は、ご自分の庭園、香料の花壇へ行きました。 羊の群れを飼い、ゆりの花を集めるためです。
神である主は私に、知恵のことばを授けました。 疲れきった人に何を言ったらいいかを教えるためです。 朝ごとに、主は私を目ざめさせ、 御心への理解を深めさせてくれます。
むち打つ者に背中をさらし、 ひげを抜こうとする者に頬を差し出しました。 彼らは私の顔につばをはきました。 しかし私は辱められても、身を隠しません。
人々はみなイエスをほめ、そのことばのすばらしさに驚きました。しかし一方では、「いったいどうなっているのだ。ただのヨセフのせがれではないか」とささやき合いました。
都には、太陽も月もいりません。神と小羊との栄光が、明るく照らしているからです。