その上に、杉や糸杉が影を落としている。」
先ほど説明したように、神殿の両側に脇屋がありましたが、それは杉材で神殿の壁に固定してありました。脇屋の各階の高さは五キュビトでした。
神殿の完成が近づくと、王は、はりや柱はもちろんのこと、内部を杉材で覆って仕上げました。
神殿の主要部は糸杉で覆い、純金を張りつめ、なつめやしの木と鎖を彫刻しました。
しかし、神を信じて従う人は、 なつめやしの木のように青々と茂り、 レバノン杉のようにそびえ立ちます。
カルメル山が山々の冠となってそびえているように、 あなたの髪はあなたの冠だ。 私は、その豊かな髪のとりこになってしまった。
彼女が純潔なら、励ましてあげよう。 しかしだらしないなら、男たちから切り離そう。」 「
そして、こう言っている。 『広々した部屋が幾つもあり、窓のたくさんついた、 壮大な宮殿を建てよう。 香りの高い杉材をふんだんに使い、 鮮やかな朱に塗り上げよう。』
この建物の裏に階段式の小部屋があり、庭の内側の壁になっていました。この階段式の小部屋は三階までありました。その片側から外庭が見渡せ、もう一方の側は長さ二十キュビトの内庭に面していました。
アブラハムがこうした生活に耐えられたのは、揺るがない土台に建つ天の都に、神が必ず連れて行ってくださると確信し、待ち望んでいたからです。その天の都を設計し、建設されたのは神ご自身です。