苦しみにがんじがらめにされた私に、 死の足音が忍び寄って来たのです。
死の一歩手前に近づく。
食欲もなく、死の一歩手前にいましたが、
船を天まで持ち上げます。 しかし次の瞬間、船は深みに落とされ、 船乗りたちは恐怖に震えます。
ああ主よ、お願いです。どうかお助けください。 私はまっすぐに生き、正しいことをしてきました。 ですから、どうしても、 この切なる叫びを聞いていただきたいのです。
苦悶に沈みながら、あえぐように助けを求めています。 夜通し祈り、天に手を差し伸べて嘆願しています。 祈りが聞かれるまでは、 喜びなど私には関係がありません。
私たちは彼をさげすみ、受け入れませんでした。 彼は悲しみの人で、 苦しみをなめ尽くした人でした。 私たちは彼に背を向け、 そばを通っても顔をそらしました。 彼が侮られても、そ知らぬふりをしていました。