敵はひそひそと話しています。
ライオンのように息をひそめてうずくまり、 貧しい者に襲いかかろうとしています。 猟師のように罠をしかけ、えじきにします。
それこそ、私のことでうその証言をし、 殺してやると言って脅した敵への、 主からの刑罰なのです。
地上の王たちが相集い、 主と、主に油注がれた者への反逆をもくろんでいます。
絶え間なく、 私についてのうそのうわさや中傷が耳に入り、 どちらを向いても、恐怖ばかりです。 敵は私のいのちをつけねらっているのです。
彼らは計画を練り上げるために集まり、 道ばたに潜んでは、私をねらって待ち伏せています。
彼らは悪知恵を働かせて策略を練り、 あなたにとってかけがえのない人たちを 殺そうとしています。
「待ち伏せして人を襲い、 身ぐるみ巻き上げ、殺そう、
そのうえ、四方八方から脅す声が聞こえるので、 私はおじけづきます。 「彼を訴えてやろう」と、彼らは言います。 かつての友人でさえ、 私がつまずき倒れるのを待っています。 「きっと彼は、自分でしかけた罠に落ちる。 そうしたら、うんと仕返ししてやろう」と てぐすね引いて待っているのです。
さて、朝になりました。祭司長とユダヤ人の指導者たちはまた集まり、どうやってローマ政府にイエスの死刑を承認させようかと、あれこれ策を練りました。
その晩、王は兵をやってダビデの家を見張らせました。朝になって出て来るところをねらって、彼を殺そうとしたのです。ミカルは夫ダビデに危険を知らせました。「逃げるなら、今夜のうちですわ。朝になったら殺されてしまいます。」