泣き疲れて、のどは渇き、声はかれ果てました。 神の助けを待ちわびて、 目も赤くなりはれ上がりました。
しかし、悪人は逃げ場を失い、死を待つだけだ。」
目は泣きはらして赤くなり、 まぶたには死の陰がただよっている。
いつあなたがお約束を果たして、 救い出してくださるのかと、 一心に見つめてきた私の目は、 すっかりかすんでしまいました。
約束どおりになる瞬間を見のがすまいと、 私の目は緊張し続けています。 いったいいつ、私を助け、慰めてくださるのですか。
天日で乾かした粘土のようにひからび、 舌は上あごにくっつきました。 主が私を、死のちりの中に置かれたからです。
私は昼となく夜となく泣いては、 助けを叫び求めていますのに、 あなたは答えてくださいません。
神を敬う心と誠実さで、私が守られますように。 あなたが私を守り、
神よ。私はあなたにだけ望みをかけているのです。
主は私の口に、 新しい賛美の歌を授けてくださいました。 私があなたに、どれほどすばらしいことを していただいたかを知って、 大ぜいの人が敬虔な心で神を敬い、 信頼するようになるでしょう。
痛みのため、私はやせ細りました。 夜ごと涙で枕をぬらします。
彼らは、私の食べ物に毒を盛り、 のどの渇きを訴えると私に酢をつぎました。
あなたの激しい怒りは、息つく暇もなく 押し寄せる波のように、私をのみ込みます。
私は錯乱状態になり、 雀のようにさえずり、鳩のようにうめいた。 助けを求めて上を見続けていたので、 目はすっかりかすんでしまった。 私は叫んだ。『ああ神様、助けてください。 苦しくてたまりません。』
私は涙のかれるまで泣きました。 同胞の身に起こったことを見て、 悲しみのあまり胸が張り裂け、 身を切られる思いでした。 幼い子どもや、生まれたばかりの赤ん坊が、 道ばたで衰弱し、息絶えていくのです。
こうして、何もかもすっかり終わったことを知ったイエスは、「わたしは渇く」と言われました。これも聖書のことばどおりの出来事です。
目の前で、息子や娘が奴隷に売られます。いくらかわいそうだと思っても、助けることができません。
キリストはこの地上におられた時、死から救うことのできるただひとりの方に、うめきと涙とをもって祈られました。この祈りは、どんな場合にも神に従おうとする、キリストの謙遜で切なる願いのゆえに聞き入れられたのです。