しかし、神から不意に矢が飛んで来て、 彼らを突き刺します。
ところが、一人の兵士が何気なく放った矢が、たまたまアハブ王のよろいの継ぎ目に命中してしまったのです。「戦場から連れ出してくれ。深手を負ってしまった」と、王はうめきながら自分の戦車の御者に語りました。
主は弓矢で私を狙いうちにした。 その毒矢は心臓深く突き刺さった。 神からの恐怖は隊列を組んで私に襲いかかる。 そのたびに、身のすくむような思いがする。
主はいなずまを恐怖の矢として放ち、 私の敵をかき乱しました。 あの逃げ惑うさまを見てください。
彼らは待ち伏せては、 罪のない者を不意打ちにしますが、 何かを恐れるということもありません。
こうして、その幸福も、あっけなく幕切れとなり、 永遠の恐怖にのみ込まれるのです。
何度しかられても言うことを聞かない者は、 突然倒れて二度と立ち直れません。
しかし、あっという間に身を滅ぼし、 倒れたら二度と立ち直れません。
それゆえ、災難が突然おまえたちを襲う。 ちょうど城壁にひびが入り、 がらがら音を立ててくずれ落ちるように、 あっという間の出来事だ。
人の心は何より欺きやすく、芯まで腐っている。 それがどんなに悪質であるか、 だれにもわからない。
その時、二人の人が畑で仕事をしていると、一人は天に上げられ、一人はあとに残されます。
息つくまもなく災いを下し、 次々と矢を放ち、射倒そう。
矢は血に酔いしれ、剣は肉と血をむさぼる。 刺し殺され、捕らわれた者の肉と血を。 敵の頭は血にまみれる。」