彼らに、まだとどめを刺さないでください。 私の国民の心に、貴重な教訓を刻みたいからです。 私たちの盾である主よ、お力で敵をよろめかせ、 ひざまずかせ、泥の中にはいつくばらせてください。
横柄な者をひと目でへりくだらせ、 悪者をその場で踏みにじれ。
その子孫を遠い国へ追い散らすことになさったのです。
主がそばにいて助けてくださるので、 私を憎む者どもが勝ち誇ることはありません。
しかし、主は私の盾、私の栄光、 ただ一つの望みです。 主だけが、恥辱にまみれてうなだれている私の頭を、 高く持ち上げてくださいます。
まるでほふられる羊のように、あなたは私たちを扱い、 国中に散らされました。
神はおまえを激しく打ち倒し、 死人の国へ引きずって行かれる。
神である主は、私たちの光であり、 守り手であるからです。 主は恵みと栄光を下さる方であり、 ご自分の道を歩む者に、 良いものを下さらないことがありません。
私たちを守る盾であられる神よ、 あなたが油を注いでお立てになった 王をあわれんでください。
生きている者には、少なくとも自分は死ぬという自覚があります。ところが、死んだ者は何一つわからないのです。記憶さえありません。
あなたがたは散り散りに国外へ逃げ、行く先々でも戦いに敗れる。国はすっかり荒れ果て、町々は廃墟と化す。
ユダヤにいる人たちは山へ逃げなさい。エルサレムにいる人たちは市外へ逃げなさい。地方の人たちは都に逃げ込んではいけません。
世界の果てから果てまで追い散らされます。そこで、あなたも先祖も知らなかった、木や石でできた外国の神々を拝むのです。
生き残るのはほんの一握りで、その者たちも国々に散らされます。
気をつけなさい。神様がしてくださったことを忘れてはいけません。これから先もずっと、神のなさったみわざを思い出しなさい。子どもにも孫にも、すばらしいみわざについて話してやりなさい。
その間、人々は苦しさのあまり自殺をはかりますが、どうしても死にきれません。どんなに死にたいと願っても、死は逃げて行くのです。
しかし、そのことで彼の良心は痛みだしたのです。