彼らは計画を練り上げるために集まり、 道ばたに潜んでは、私をねらって待ち伏せています。
ところが今、代わりに、 私にあとわずかしか生きることを許さず、 しかも、すべての過ちに目を留め、
ここにいる慰めにもならない慰め役たちは、 私を丸のみにしようと口を大きく開けています。 敵はいっせいに攻撃をしかけます。
神は私のなすことすべてを見ている。
彼らは一日中、悪事を企み、 騒ぎを引き起こしています。
悪者どもは神を敬う人をつけねらい、 何とか訴える口実を見つけ、 死罪に追い込もうと目を光らせます。
敵が罠をしかけたので、 私は言いようのない恐怖にとらわれています。 彼らはまた、私の通る道に落とし穴を掘りました。 しかし、そこに落ちたのは彼らのほうだったのです。
腕っぷしの強い者が、 手ぐすねひいて待ち伏せています。 主よ。私は彼らに何も悪いことをしていません。
敵はひそひそと話しています。
敵も、神が王として油を注がれたこの私を、 あざけっています。
悪者よ。正しい人に手出しをしてはいけません。 正しい人は七度倒れても、 そのたびに起き上がることを知らないのですか。 しかし悪者は、一度つまずくと滅びるのです。
たとえ戦いをしかける国があっても、 あなたを罰するために、 わたしがそうさせるのではない。 わたしはあなたの味方だから、 相手はあなたによって倒される。
そのうえ、四方八方から脅す声が聞こえるので、 私はおじけづきます。 「彼を訴えてやろう」と、彼らは言います。 かつての友人でさえ、 私がつまずき倒れるのを待っています。 「きっと彼は、自分でしかけた罠に落ちる。 そうしたら、うんと仕返ししてやろう」と てぐすね引いて待っているのです。
そのため、他の大臣や州知事は激しく嫉妬し、ダニエルの行政に落度はないかと探り、王に訴える口実を見つけようとしました。しかし、何一つ批判できる点を見つけることができません。ダニエルは誠実で、正直にふるまい、間違いを犯すことがありませんでした。
暴徒たちは、イエスを大祭司カヤパの家に引っ立てました。ちょうど、ユダヤ人の指導者たちが一堂に集まり、今や遅しと待ちかまえているところでした。
さて、朝になりました。祭司長とユダヤ人の指導者たちはまた集まり、どうやってローマ政府にイエスの死刑を承認させようかと、あれこれ策を練りました。
そこで、ローマ総督に逮捕の理由として報告できるようなことを、何とかしてイエスに言わせようとしました。こうして機会をねらっていた彼らは、良い人物を装った回し者をイエスのもとに送り、