ところが敵は、 「さっさと死んで、忘れ去られてしまえばよい」 と言っています。
彼の記憶は地上から一掃され、 彼を覚えている者は一人もいなくなる。
糞のように捨てられ、永久に滅びる。 彼を知る人たちは、どこへ行ったのかといぶかる。
敵は、くる日もくる日も私をののしり、のろいます。
敵は、このいのちをつけねらい、 目覚めている間中、策略を練っているのです。
私は、自分がどんなに恥ずべきことをしたか、 よく存じております。 そのことで夜も昼も責めさいなまれているのです。
あなたがお喜びになるのは、 徹底した正直さです。 ああ、そのことを私に心底わからせてください。
私は、天におられる神、 奇跡を行ってくださる神に叫びます。
私たちを世界に送り出し、 神の救いの力と全人類への永遠のご計画とを 知らせて回らせてください。
ですから、あなたのしもべである私にあわれみをかけ、 力を与えて救い出してください。
ああ主よ、最後まで望みを失わず、 あなたを見上げている私をあわれんでください。
正しい人のことを思い出すのは楽しいものです。 しかし悪人の名前は、思い出すだけでも不愉快です。