それがなければ、私は滅んでしまいます。 とても手に負えない問題が、山積みなのですから。 そのうえ、数えきれない罪に責め立てられ、 恥じ入るばかりで顔を上げることもできません。 身も心も縮み上がる思いです。
「いったいどういうことか。おれの袋に銀が入っているぞ。」彼らは身を震わせました。「きっと神様がこうなさったんだ。だが、どういう意味なのだろう。」
私は死に直面し、恐怖にかられ、 悲しみのどん底に突き落とされました。
しかし人は、心にひそむ罪を どうして知ることができましょう。 どうか、隠れた罪からきよめてください。
そうすれば、私はいつも神をほめたたえるという 誓いを果たすことができるのです。
理由なく私を憎む者があとを絶ちません。 何も悪いことをしていない私を 殺そうと謀る者たちはみな、有力者ばかりです。 私は身に覚えがないのに、 彼らは報復しようといきり立っています。
やがて私の体は衰え、気力も弱ります。 しかし神は、いつまでも変わらず、 心の支えとなってくださいます。 永久に私の神でいてくださいます。
私たちは神の道を離れ、 羊のようにさまよい出て、 自分勝手な道を歩いてきました。 しかし神は、私たち一人一人の罪を 彼に負わせたのです。
人々は、何かとてつもなく恐ろしいことが起こるのではないかという不安にかられ、意気阻喪します。不動と信じられていた天が揺れ動くのですから、むりもありません。
この大祭司は私たちと同じ試練に会われたので、人間の弱さをよく知っておられ、ただの一度も、誘惑に負けて罪を犯したことはありません。
キリストも苦しまれました。罪を犯したことのない方であったにもかかわらず、私たち罪人のために死なれたのです。それは、肉においては死んでも、霊においては生かされて、私たちを神のもとに導くためでした。
