敵は、このいのちをつけねらい、 目覚めている間中、策略を練っているのです。
神は兄弟や友人たちまで遠ざけた。
ライオンのように息をひそめてうずくまり、 貧しい者に襲いかかろうとしています。 猟師のように罠をしかけ、えじきにします。
悪者どもは、あなたに従う道に罠をしかけましたが、 私は、その道からそれようとは思いません。
彼らは傲慢で、 私を生け捕りにしようと罠をしかけました。 足をすくい、宙吊りにする輪なわを仕掛けます。 身動きがとれないように網をかけようと 待ち伏せています。
彼らの罠に近づけないでください。
私はまるで死人のように、壊れたつぼのように、 忘れられています。
平和や良い行いについては口をつぐむ彼らも、 善良な市民を陥れる悪だくみとなると、 とたんに能弁になります。
私のいのちをつけねらう連中をなぎ倒し、 恥を見せてやってください。
ところが敵は、 「さっさと死んで、忘れ去られてしまえばよい」 と言っています。
暴虐を働く者どもが、いどみかかってきます。 神のことなど気にもかけない冷酷な者たちが、 このいのちをつけねらっています。
神のことを熱心に思うあまり、 心は焼け尽きそうです。 私があなたを弁護したため、 敵は、あなたに対してするように、 私に侮辱のことばを投げつけてきます。
目は泣き疲れてかすんでいます。 ああ主よ。くる日もくる日も、助けてくださいと、 取りすがっているのです。 あわれんでくださいと、両手を差し伸べているのです。
貧しいと、 友ばかりか兄弟にもそっぽを向かれます。 どんなに呼んでも、去った人は戻りません。