私は主を呼び求めます。 「主よ、立ち上がってください。 神よ、お救いください。」 すると、主は敵の顔を平手打ちして侮辱し、 彼らの歯を打ち砕きます。
戦いはこの地方一帯に広がり、殺された者よりも、森で行方不明になった者のほうが、はるかに多い有様でした。
ここにいる慰めにもならない慰め役たちは、 私を丸のみにしようと口を大きく開けています。 敵はいっせいに攻撃をしかけます。
神を信じない無法者の牙を折り、 彼らの口にくわえられていた犠牲者を助け出した。
ああ主よ、立ち上がってください。 ああ神よ、彼らを御手で倒してください。 どうか、貧しい者を忘れないでください。
主はこう言われます。 「立ち上がって、虐待された者、貧しい者、 困っている者を守ろう。 わたしの救いを待ちこがれてきた人々を助け出そう。」
たとえ大軍が押し寄せようとも、恐れません。 必ず神が救ってくださると信じているからです。
ああ主よ、今こそこの身の疑いを晴らしてください。
ああ神よ、目を覚まし、起き上がってください。 まどろまないでください。 いつまでも見捨てておかないでください。
ああ神よ、彼らの牙を折り、 若いライオンの歯のようなその歯を 引き抜いてください。
天の軍勢の主であるイスラエルの神よ、 どうか周囲の異教の国々を罰してください。 こんな恥知らずの悪党どもを、 生かしておかないでください。
ああ主よ、帰って来て、私を健康にしてください。 あわれんで、お救いください。
しかし、主よ。 怒り狂う敵に対しては、 どうぞ怒りをもって立ち上がってください。 目を覚ましてください。 どうか、正しいさばきを行ってください、主よ。
なぜ、みわざを行うことを 差し控えておられるのですか。 こぶしを振り上げて、 彼らの息の根を止めてください。
あなたは立ち上がって、悪事を働く者を罰し、 謙遜な人を弁護なさいます。
主よ、目を覚ましてください。 立ち上がって、力を奮い起こしてください。 エジプトを打った昔のように、 ナイルの竜を刺し殺した時のように、 どうぞ立ち上がってください。
自分を打つ者にもう一方の頬を向け、 ひどい侮辱を受けなさい。
いのちのない木の偶像に、 起きて自分たちを救えと命じる者、物言わぬ石に、 何をすべきか教えてほしいと呼びかける者は災いだ。 偶像は、神の代わりに語ることができるのか。 金銀で覆われているが、その中にいのちは全くない。