神が私をお助けになるはずはないと、 だれもが口をそろえて言います。
私たちは敵にいけにえとされ、 皆殺しの目に会っていたことでしょう。
私を見ると、だれもがあざけり、 冷笑し、肩をすくめます。
私が大声で叫ぶと、 主はエルサレムの神殿から答えてくださいました。
救いは神から来ます。 神はご自分の民に、 なんと大きな喜びをお与えになることでしょう。
主は問われます。 「人の子らよ、こんな空しい偶像を拝んで、 いつまでわたしの栄光をはずかしめるのか。 偶像が神であるはずなどないのに。」
恐れかしこんで、主の前に立ちなさい。 主に対して罪を犯してはいけません。 寝床で、静かに思い巡らしなさい。
人のあざけりがこの身を突き刺し、 深い傷を負わせます。 彼らは、「おまえの神はいったいどこへ行った」と あざ笑います。
昼も夜も涙にむせびながら、 神の助けを祈っています。 かたわらでは敵が、 「おまえの神はどこへ行った」とあざけるのです。
「神もあいつを見限ったのだ。もうじゃまは入らない。 今度こそ、打ち倒すことができる。」
ご自分が選んだ民を救うために出て行き、 悪者たちの頭を砕き、 頭のてっぺんから足のつま先まで、 その骨をさらしものにしました。
神がシナイ山から砂漠を越えて来られるのが 見えます。 その輝きが天地に満ちています。 その栄光は天に満ち、地は神への賛美でいっぱいです。 神は、なんとすばらしい方でしょう。