いっさいの希望を失った私は、 恐怖に取りつかれ、身震いしています。
それでは、身寄りのない孤児を傷つけ、 友を売るのと同じではないか。
主よ。私の祈りを聞き、 私の訴えに耳を傾けてください。
その激しい怒りと思い上がりの洪水にのまれて、 おぼれていたことでしょう。
私は打ちひしがれ、絶望しています。 どの道を進めば敵のしかけた罠にかからずにすむのか、 あなただけがご存じです。
右側の少し先に、罠が一つあります。 誰ひとり、声をかけて助けてくれる人はいないのです。 私がどうなろうと、だれも気にも留めないのです。
主よ、早くおいでになって、 あわれみを示してください。 私はすっかり打ちひしがれ、 手も足も出せずに悩んでいます。
私は身ぶるいし、おののいています。
どこからでも、たとえ地の果てからでも、 私は大声で、「助けてください」と叫びます。 落胆して心がくずおれるとき、 堅固な大岩に避難させてください。
神のことを思い巡らしてはうめき、 気が遠くなるほど、 あなたの助けを待ちわびています。
あのころは、夜になると 喜びの歌が自然に口から出てきました。 この、たましいのあまりにも大きな変わりようは、 どうしたことでしょう。
イエスは苦しみもだえながら、いよいよ力を込めて祈られました。大粒の汗が、まるで血のしずくのようにしたたり落ちました。