右側の少し先に、罠が一つあります。 誰ひとり、声をかけて助けてくれる人はいないのです。 私がどうなろうと、だれも気にも留めないのです。
しかし、悪人は逃げ場を失い、死を待つだけだ。」
主はご自分に従う人の行く道を、 守ってくださいますが、 神に背く者の行き着く先は滅びです。
ああ、私の救い主であり盾であられる主よ、 この祈りに耳を傾けてください。 悪者どもの思いどおりにはさせないでください。 彼らのすることがうまくいき、 彼らが傲慢になることがありませんように。
彼らの罠に近づけないでください。
いっさいの希望を失った私は、 恐怖に取りつかれ、身震いしています。
敵だけでなく、 隣人や友人からも悪しざまにののしられます。 彼らは私に会うのもいやだと言わんばかりに、 すれ違いざま、あきらかに顔をそむけます。
彼らにさげすまれて、私の心は傷つきました。 心はふさぎ込んでしまいました。 一人でも、同情して慰めのことばをかけてくれる人が いてくれたらと思います。
愛する人も、友人も、知人も、みな去って行きました。 どちらを向いても、暗闇ばかりです。
あなたは、友人たちが私を嫌って、 私のもとを去るようにされました。 私は捕らえられ、逃れることができません。
兵士の一隊が不意に襲うとき、 彼らの家から泣き叫ぶ声が聞こえますように。 彼らは落とし穴を掘り、 私の歩く道に、こっそり罠をしかけたからです。
逃げ隠れする場所を探しても、 どこにも見つからない。
わたしはおまえの傷を治し、元の健康な体にする。 今は、おまえは『捨てられた者』 『だれも欲しがらないエルサレム』と呼ばれている。」
(偽りの神々を拝む者は、 主が与えようとしておられるあわれみに 背を向けています。)
いいですか、こうなったのはすべて、預言者たちのことばが実現するためです。」 この時、弟子たちはみな、イエスを見捨てて逃げ去りました。
私が初めて、裁判官の前に連れ出された時、弁護してくれる人は一人もいませんでした。だれもが見捨てて、逃げてしまったのです。どうかそのことで、彼らが神から責められませんように。
しかし、ダビデは心中、こう考えていました。「いつか、王は私を捕らえようとやって来るに違いない。そうだ、ペリシテ人の中にまぎれ込んで試してみよう。そして王が追跡をあきらめてくれれば、何も心配はなくなる。」