彼らの罠に近づけないでください。
悪者どもは、あなたに従う道に罠をしかけましたが、 私は、その道からそれようとは思いません。
彼らは傲慢で、 私を生け捕りにしようと罠をしかけました。 足をすくい、宙吊りにする輪なわを仕掛けます。 身動きがとれないように網をかけようと 待ち伏せています。
私は打ちひしがれ、絶望しています。 どの道を進めば敵のしかけた罠にかからずにすむのか、 あなただけがご存じです。
右側の少し先に、罠が一つあります。 誰ひとり、声をかけて助けてくれる人はいないのです。 私がどうなろうと、だれも気にも留めないのです。
敵は、このいのちをつけねらい、 目覚めている間中、策略を練っているのです。
ああ神よ。私の心は平安で、確信に満ちています。 あなたをたたえる歌が、自然に口をついて出ます。
彼らの舌は、剣のように研ぎすまされていて、 私をひどく傷つけます。 情け容赦ないことばを矢のように、 この胸に射かけてくるのです。
知恵のある人の助言を聞くのは、 泉の水を飲むようなものです。 たちまち元気が出て、 前方の落とし穴がよく見えるようになります。
兵士の一隊が不意に襲うとき、 彼らの家から泣き叫ぶ声が聞こえますように。 彼らは落とし穴を掘り、 私の歩く道に、こっそり罠をしかけたからです。
そこで、ローマ総督に逮捕の理由として報告できるようなことを、何とかしてイエスに言わせようとしました。こうして機会をねらっていた彼らは、良い人物を装った回し者をイエスのもとに送り、