主は天からすべての人々を見下ろし、 神を喜ばせたいと願う 賢い者をお探しになります。
神は降りて来て、人間たちが造っている町と塔をごらんになりました。
今、その知らせがほんとうかどうか調べに行くところなのだ。向こうに着けばはっきりわかるだろう。」
人類全体が罪にまみれ、ますます堕落していくのを見て、神はノアに言いました。「わたしは人類を滅ぼすことにした。人間のおかげで世界は悪で満ちあふれてしまった。だから、一人残らず滅ぼそうと思う。
しかし、あなたには幾つかの良い点があります。この地からアシェラ像を一掃して、神に忠誠を尽くそうと努力してきたことがそれです。」
あなたの言うような純粋で完全な人間が、 この地上にいるだろうか。
あなたに知恵があるというのなら、 私の言っていることをよく聞いて、 主の恵みを深く思い巡らしなさい。
しかし、主は依然として聖なる宮に住み、 天からすべてを支配しておられます。 地上での出来事をことごとく監視しておられます。
謙遜な人々は神の助けを体験します。 彼らはとても喜びます。 神を探し求める人は、喜びに満たされるからです。
ところが、おまえたちは、何も知らない愚か者なのだ。 おまえたちが暗闇に閉じ込められているため、 社会の土台は根本から揺らいでいる。
浅はかな者には、とても理解できず、 愚かな者の想像も越えています。
主は、どんなときにも 何が正しく何が間違っているか、 正しく判断する方法を教えてくれます。
だましやすそうな人を見つけると、 しつこくささやきかけます。 「私の家にいらっしゃい。
「謙遜な人々は、 どうぞおいでください。
私の国民は枯れ枝のように折られ、 猟師用のたきぎになります。 彼らは鈍い民で頭の回転が遅く、 思考力に欠けています。 それは神に背いているからです。 だから、彼らをお造りになった方は、 少しもあわれみをかけません。
見いだすことのできる間に主を探し求めなさい。 近くにいる間に主を呼び求めなさい。
ああ主よ、どうか天から見下ろして、 栄光に輝く聖なるお住まいから、 私たちに目を留めてください。 いつも示してくださった愛は、 どこへ行ったのですか。 神の力、あわれみ、同情は、 いったいどこにあるのですか。
ああ、神が天を引き裂いて地上に降りてきますように。 山々は御前で、どれほど揺れ動くことでしょう。
だというのに、なぜあなたがたは魔術師や霊媒師などに相談し、将来どんなことが起こるかを知ろうとするのですか。彼らのささやきや呪文を聞いてはなりません。そもそも生きている者が、死んだ人間から将来のことを聞き出せるものでしょうか。知りたかったら、どうして神に直接尋ねないのですか。
「わたしの民が愚かなことをやめるまでだ。 彼らは、わたしの言うことを聞こうとしない。 理解力のない子で、判断力がない。 悪いことをするとなると素早いが、 正しいことをする才能など、 まるで持ち合わせていない。」
エルサレム中の通りを駆け巡れ。 高い所も低い所も探して、正直で公平を愛している者が 一人でもいるかどうか、調べてみなさい。 あらゆる広場を探して、そのような者が ただの一人でもいたら、わたしはこの都を滅ぼさない。
ああ、主が天から見下ろして、 私の叫びに答えてくださるとよいのに。
多くの者は、激しい試練や迫害によってきよめられる。しかし悪者は悪の中に生き続け、一人として悟る者がない。進んで学ぼうとする者だけが、その意味を知るようになる。
その心は肥えて鈍くなり、 その耳は遠く、その目は閉じられている。 彼らは見もせず、聞きもせず、理解もせず、 神に立ち返って、わたしにいやされることがない。』(イザヤ6・9―10)
真実に神の道に従って歩んだ人は かつて一人もいない。 そうしたいと心から願った人さえいない。
信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神のもとに来ようとする人はだれでも、神の存在と、熱心に神を求めれば神は必ず報いてくださることを、信じなければなりません。