見張りの者が夜明けを待つよりも切実に、 主を待ち望んでいます。
朝早く、日がのぼる前に私は祈り、 どんなにあなたを信頼しているかを示してきました。
夜ごと神殿の警備に立ち、主に仕える人々よ。 さあ、ほめたたえなさい。
私が罪に負けないように助けてください。 そうでないと、愚かな者どもまでが、 私をさげすみますから。
私は夜、横になったまま、
私は言われたとおり、城壁に見張りを立てました。 やがて、声を振り絞るようにして、 見張りの者が報告してきました。 「来る日も来る日も、 片時も休まず見張ったかいがありました。 ほら、二列に並んだ騎兵がやって来ます。」 その時、彼らの大きな声が響き渡りました。 「バビロンは倒れた。倒れた。 バビロンの偶像は一つ残らず無残に壊され、 投げ捨てられた。」
この調子では、もうまちがいありません。岸は近いのです。そこで海岸付近の岩場に乗り上げないようにと、船尾から錨を四つ降ろし、祈りながら夜明けを待ちました。