私たちが土くれにすぎず、
やがて、主なる神が人を造る時がきました。まず、地のちりで体を造り上げ、それにいのちの息を吹き込んだのです。そこで人は、生きた人格を持つ者となりました。
死ぬまで汗水流して土地を耕し、働いて糧を得、そしてついに死に、再び土に帰る。土から造られたのだから、また土に帰らなければならないのだ。」
お願いです。私がちりで造られたことを 思い出してください。 こんなにも早く、私をちりに逆戻りさせるのですか。
なぜ、風に吹き飛ばされた木の葉のような私を責め、 乾いた役立たずのわらのような私を追い回すのですか。
なぜ私の罪を赦し、除いてくださらないのですか。 私は今にも息絶える身ではありませんか。 神が捜しても、私はどこにもいなくなるのです。」
あなたが人間の一生を、どんなに短く、 むなしいものにお定めになったか 思い起こしてください。
やがて、ちりは元の地に帰り、たましいは、これを授けた神のもとに帰ります。
なんと愚かなことを言うのでしょう。 陶器師である神は、陶器にすぎないあなたがたより 偉くないのでしょうか。 あなたは神に向かって、 「あなたは私を造らなかった」と反抗するのですか。 機械がその考案者に、「あなたを解雇する」 と言うでしょうか。