私の日々は、煙のように消えていくからです。 私は肉体ばかりか心も病み、 草のように踏みにじられ、しおれてしまいました。 食欲もなく、何を食べても味けないのです。
病気のために皮膚は黒ずみ、むけ落ちた。 高熱のために骨は焼けるように痛む。
私は疲れ果て、 煙の中の革袋のようにしぼんでしまいました。 しかしなお、あなたのおきてを慕い求めます。
どうか、お隠れにならないでください。 私は、あなたを見つけ出そうとしているのです。 怒って、召使の私を退けないでください。 かつてあなたは、私が試練に会うたびに 助けてくださったではありませんか。 私を見放さないでください。 ああ救いの神よ、見捨てないでください。
あなたこそ私の岩、私のとりでです。 どうかこの窮地から救い出して、 あなたの御名を広く知れ渡らせてください。
しかし、悪者は滅びます。 主に敵対する者は草のようにしおれ、 煙のようにはかないのです。
御怒りにふれて病気となり、 罪のために健康を害したのです。 罪は洪水のように頭上を越えました。 もう、自分では負いきれない重荷です。
主が天から送った火は、 私の骨の中で燃え続けています。 主は行く道に落とし穴を置き、私を追い返しました。 私を病気にしたまま置き去りにし、 つらい思いをさせました。
私は憔悴しきって、すっかり老け込んでしまいました。
明日どんなことがわが身に起こるか、だれにもわからないのです。あなたがたのいのちは、朝霧のようにはかないものです。