彼女におぼれると金を巻き上げられ、 人妻にうつつを抜かすと身を滅ぼすからです。
突然叫び声を上げました。何事が起こったのかと、男たちが駆けつけると、彼女が興奮して泣いています。「私の主人が、あんなヘブル人(イスラエル人)の奴隷なんか連れて来るからいけないのよ。おかげで危ない目に会うところだったわ。とてもひどいことをしようとしたので、私、大声で叫んでやったわ。そうしたら、上着を置いたままあわてて逃げ出したのよ。」
そこで、困ったことが持ち上がりました。事もあろうに、ポティファルの妻がヨセフに目をつけて、彼を誘惑するようになったのです。
知恵のある子は父親を幸せにしますが、 悪い女とつき合う者は財産を使い果たして、 親に恥をかかせます。
愚か者はけんかの種をまき散らし、 知恵のある人は事を丸く収めます。
せっかく築いた財産を、 見ず知らずの者に横取りされないためです。
女の誘惑に負けて自分を台なしにし、 あなたの人生を 残忍で薄情な者に 与えることにならないためです。
火をかかえ込めばやけどをし、
心臓を射抜かれるのを待つだけです。 まるで罠に飛び込む鳥のように、 どんな運命が待ち受けているか知らないのです。
それゆえ、神である主は語ります。「わたしはこれらの幻と偽りのゆえに、おまえたちを滅ぼそう。
ところが、遊女におぼれてあなたのお金を使い果たした弟のためには、最上の子牛を料理して、お祭り騒ぎをするのですか。』
だから、あなたの子孫はみな、彼に頭を下げ、金と食物を乞うようになる。彼らはこう言ってすがるだろう。『どうか、祭司のどんな仕事でもさせてください。何とか食べていきたいのです』と。」