あとで悔やんでも、どうにもなりません。 「ああ、言われたとおりにしていたらよかった。 一時の欲望に負けなければ、 こんなことにならなかっただろうに。
「うるさい、引っ込んでいろ!」暴徒たちは口々に叫びました。「だいたい自分を何様だと思っていやがるんだ。お情けでこの町に住ませてもらっているよそ者なのに、おれたちに命令しようっていうのか? こうなったら、あの二人のことなんかどうでもいい! それより、おまえの生意気な面の皮をひっぱがしてやろう。」言うが早いか、彼らはどっとロトに飛びかかり、戸を壊そうとし始めました。
王は、預言者のことばをさえぎりました。「いつ私があなたに助言を求めたか。殺されたくなければ、黙っていることだ。」 「これで、はっきりしました。神様はあなたを滅ぼすおつもりです。あなたが偶像を拝み、私の勧めを聞こうとされないからです。」預言者は、警告を残して立ち去りました。
しかし、人々は神から遣わされた使者をばかにし、警告を無視し、預言者たちをさんざん侮辱しました。もはやこれ以上、主の怒りをとどめることができない、回復できない状態に陥りました。
おまえはわたしの懲らしめを拒み、 おきてをないがしろにしたのだから。
自分がどれほど愚かで無知であったかを 思い知らされたのです。 ああ神よ。私は獣のように見えたことでしょう。
「愚か者よ、いつまで聞き分けがないのか。 いつまで知恵をさげすみ、素直に真実を認めないのか。
わたしの忠告にも叱責にも、耳を貸そうとしない。
では、どうしたら賢く なれるのでしょう。 まず主を信じ、主を大切にすることです。 愚かな人は主の教えをさげすみます。 両親の忠告に従いなさい。 そうすれば、あとになって 人々にほめられるようになります。
進んで誤りを指摘してもらう人はいのちの道を歩み、 忠告を聞かない者は、 またとないチャンスを逃がします。
人の言うことを聞く気がある人は、 知識を得ることができます。 叱責に耳をふさぐ者は愚か者です。
正しい批判に耳を貸さないと 貧乏になり、恥をかきます。 聞くべき批判を聞けば、 名をなす人になります。
愚かな子ほど父親の忠告を見くびり、 利口な子ほど、ひと言ひと言を熱心に聞きます。
体をむしばむ病に冒され、恥をかかないためです。
危険だとわかっていればこそ、 前もって忠告してくれるのです。 だから忠告を聞き、良き人生を送りなさい。
しかしわたしを見失う人は、自分をだめにする。 わたしの忠告を退ける人は死を愛しているのだ。」
わたしはわたしのしもべである預言者を送って、わたしの憎んでいるこのような恐ろしいことをしないようにと、何度も警告し、説得してきた。