そんな時、父は口ぐせのように、 こう言い聞かせてくれました。 「よく聞きなさい。 私のことばと教えを大切にすれば、 一生幸せに暮らせる。
わたしは彼を選んで、主を敬う、正しく善良な者たちを彼の子孫から起こそうとしている。その約束は果たさなければならない。」
わが子ソロモンよ、あなたの父の神を知り、きよい心と喜びをもって神を礼拝し、仕えなさい。神はすべての人の心をごらんになり、どんな思いも知り尽くしておられるからだ。あなたが神を求めさえすれば、お会いすることができる。だが、もし神から離れたりしたら、神のほうが、あなたを永久に退けてしまわれる。
私はおことばを深く味わい、心にたくわえました。 それによって罪から遠ざかるためです。
公平そのもののおきてを、真に理解させてください。 そうすれば、私は生きることができます。
私がそれを追い求めたことを、あなたはご存じです。 私のすることはみな、知っていらっしゃるからです。
子どもの時に正しい生き方を教えておけば、 年をとってからも変わりません。
わが子よ。悪い女に近寄ってはいけません。 彼女は狭くて深い墓穴のようにぽっかり口を開けて、 あわれな犠牲者が落ちるのを待っています。 まるで強盗のように待ち伏せて、 男たちに妻を裏切らせるのです。
わが子よ。私の教えたことを忘れてはいけません。 充実した生涯を送りたければ、 私の命令を忠実に守りなさい。
それが生きる秘訣です。 私のことばを宝物のように大事にしなさい。
わたしのところへ来て、耳を傾けてよく聞くのだ。 あなたがたは立つか倒れるかの瀬戸際なのだ。 わたしはあなたがたと永遠の契約を結び、 ダビデ王を愛したように、 今も変わらず、あなたがたを愛したい。
ためらう王に、エレミヤは答えました。「主に従いさえすれば、彼らの手に落ちることはありません。王のいのちは助かり、万事がうまく運びます。
神の命令は、人を永遠のいのちに導きます。だから、神が語れと言われたことを、何でもそのとおり語っているのです。」
両親にもひとこと言っておきます。子どもを、いつもうるさくしかりつけて反抗心を起こさせたり、恨みをいだかせたりしてはいけません。かえって、主がお認めになる教育と、愛のこもった助言や忠告によって育てなさい。
気をつけなさい。神様がしてくださったことを忘れてはいけません。これから先もずっと、神のなさったみわざを思い出しなさい。子どもにも孫にも、すばらしいみわざについて話してやりなさい。
今日与えるこれらのことばを、一時も忘れてはいけません。
あなたの主に対する熱心な信仰は、お母さんのユニケやおばあさんのロイスに少しも劣らないことを、私はよく知っています。そして、今でもその信仰は変わらないと信じています。
また、小さいころから、自分がどのように聖書を教えられてきたか覚えているでしょう。この聖書こそ、キリスト・イエスを信じることによって救われるための知恵を与えてくれるのです。
この経験を通してご自分の完全さを実証し、その上で、ご自分に従うすべての人に永遠の救いを与える者となられたのです。
「男の子が生まれたら、どのように育てたらよいか、教えていただきたいのです。」