レムエルよ、おまえは神から授かった子です。
これは、マサの王レムエルが母親から教わったことです。
「いや、母親がわが子を忘れ、 愛さなくなることがあるだろうか。 たとえそんなことがあっても、 わたしはあなたを忘れない。
そして、次のような誓願を立てたのです。「天地の主よ。もしあなたが、私の悲しみに目を留めてくださり、この祈りに答えて男の子を授けてくださるなら、その子を必ずあなたにおささげいたします。一生あなたに従う者となるしるしに、その子の髪の毛を切りません。」
ですから今、この子を生涯、主におささげしたいのです。」 こうしてハンナは、その子を主に仕える者とするため、エリに預けたのです。