金持ちになろうとあせる者は、 かえって貧乏になります。
一人の天使が言いました。「いのちが惜しかったら一目散に逃げなさい。絶対にうしろを振り返ってはいけません。山の中へ逃れるのです。いつまでもこの低地にいると死んでしまいます。」
地道に努力すれば利益がもたらされ、 一儲けしようと急ぐと貧困がもたらされます。
貧しい人からせしめたり、 金持ちにわいろを贈ったりして財産を作っても、 結局は貧しくなります。
悪者とつき合ってはいけません。 気に入られたいとか、贈り物をもらいたいとか 思ってはいけません。 いかにも親切そうに見せかけて、 ほんとうはあなたを利用しているのです。 彼らのごちそうは、食べると気分が悪くなり、 吐き出してしまいます。 礼を言ったことさえばからしくなります。
正しいことをしようとする人は必ず報われ、 金をもうけようとあせる者はすぐ失敗します。
自分の金をどう使おうと自由だろう。私がほかの者たちに親切なので、あなたは腹を立てているのか。』
貪欲、邪悪、あざむき、好色、ねたみ、悪口、高慢、あらゆる愚かさ、それらのものはみな、人の心の中からあふれ出ます。
しかし、金持ちになりたがる人はもうけ話に見境がなく、すぐ悪に走ってしまいます。その結果、ひどい目に会い、心を汚し、ついには地獄へ送り込まれることになります。